2014年1月2日、中國(guó)紙?參考消息（電子版）によると、韓國(guó)紙?朝鮮日?qǐng)?bào)はこのほど、「利を追い、害を避ける『中國(guó)式速度』」と題した記事を掲載した。

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中國(guó)人と聞いて、韓國(guó)人が思い浮かべるのは「ゆっくり」という言葉だろう。多くの韓國(guó)人が中國(guó)人を「のんびり」「怠惰」ととらえており、これらを民族的悪しき習(xí)慣とみなしている。しかし、中國(guó)人にこれを伝えると「あまりにも急ぐと、失敗も多いのでは？」「中國(guó)の経済発展は韓國(guó)よりも早かっただろ？」と返される。さらには、環(huán)境などの開発が早過ぎるあまりに発生した社會(huì)的副作用について、自分たちで反省を始めるほどだ。

だが、中國(guó)で働く韓國(guó)人の多くは、一緒に働く中國(guó)人の仕事ぶりに不満を抱いている。韓國(guó)人社員1人が1日で完成する仕事を、中國(guó)人ならば2?3人で何日もかかる。仕事の効率が極めて悪いのに、彼らは平然と定時(shí)に退勤する。これが韓國(guó)人には理解できない。

ただし、中國(guó)人は利害関係が絡(luò)むと変身する。自分の利益になると思える仕事は、韓國(guó)人よりも素早くこなす。反対に自分の利益にならない仕事は非常にのんびりだ。このことは、中國(guó)の公務(wù)員の働きぶりをみればよく分かる。外資企業(yè)誘致と外資導(dǎo)入に攜わる公務(wù)員は、驚くほどの速さと寛容さで、一度に大量の手続きを処理する。そうでない部署の公務(wù)員は重箱の隅をつつくように各種申請(qǐng)書をチェックし、どんなささいなミスであっても決して見逃さず、絶対に受理しない。

同じ國(guó)の同じ公務(wù)員でこの違いは何なのか。それは、前者の仕事には処理しただけの「奨勵(lì)金」がつくのに対し、後者の仕事には瑕疵（かし）があった場(chǎng)合に責(zé)任を負(fù)わせられるというリスクがあることだ。中國(guó)人との合弁事業(yè)で成功した韓國(guó)の企業(yè)家は、「中國(guó)人は骨の髄まで商売人だ」と指摘し、「彼らの利益追求本能を理解したことが成功につながった」と話している。

中國(guó)人はただ利益を追求するだけでなく、リスクを避ける。外資ブームの真っただ中、中國(guó)政府はホットマネーの導(dǎo)入を禁止した。そのおかげで、世界的な金融危機(jī)に遭っても、中國(guó)は少ないダメージで済んでいる。また、宇宙開発や資源開発などの國(guó)家重點(diǎn)プロジェクトは、短期間で利益が出ないと分かっていても、中國(guó)政府は斷固として推し進(jìn)めている。このように、大きな目標(biāo)の実現(xiàn)に向かって揺るぐことなく前に進(jìn)み、同時(shí)に緩急の調(diào)整ができることが、中國(guó)人のもう1つの長(zhǎng)所だといえるだろう。（翻訳?編集/本郷）