華字メディア?日本新華僑報(bào)網(wǎng)は10日、新型コロナウイルスの流行により日本でマスクのポイ捨てが頻発する中、マスク専用のごみ袋が登場(chǎng)したと伝えた。

記事はまず、「日本を訪れた外國(guó)人観光客はほぼ例外なく日本の街が清潔であることに衝撃を受ける」とし、街中にごみ箱は見當(dāng)たらず、自治體が定めた細(xì)かいルールを皆が守ってごみ出しをしていることを説明した。

一方で、「最近は新型コロナウイルス流行に伴い、ときどき街中に白い『怪獣』――マスクの姿を目にするようになった」と指摘?！刚l(shuí)かがうっかりなくしたか、あるいは落としたこのマスクは本人に拾われることなく、見かけた人は誰(shuí)のものか分からないという狀況でより（コロナ感染を）懸念する」とし、「こうした狀況が続けば、この小さな白い『怪獣』が日本社會(huì)の清潔でエコな環(huán)境を変えてしまうかもしれない」とした。

その上で、大阪府富田林市で貿(mào)易會(huì)社を経営する巖村博文さん（61）がこのほど開発したマスク専用のごみ袋「マスクポイポイ」を紹介。巖村さんの會(huì)社が飛行機(jī)や新幹線などに備えられるエチケット袋の原材料を中國(guó)に輸出していたこと、路上に捨てられたマスクを目にした巖村さんが「自社の原材料と取引先の技術(shù)で何とかできないか」と開発を決意したこと、同製品はマスクを入れた後にテープで密閉でき、そのまま可燃ごみとして処理できることなどを伝えた。

記事は、「小さなごみ袋は決して目を引くものではないが環(huán)境や健康、生活を守るという重責(zé)を擔(dān)っている」と指摘。巖村さんについて「社會(huì)に現(xiàn)れた問(wèn)題に関心を寄せ、自らその責(zé)任を負(fù)うことによって、新型コロナウイルスに打ち勝つ力を人々にもたらした」と評(píng)した。（翻訳?編集/北田）