大手映畫會(huì)社?博納影業(yè)集団（ボナ?フィルム?グループ) が、今月10日に自殺した黃巍（ホアン?ウェイ）副社長(zhǎng)について、死に至った理由を公表。ネットユーザーからはコロナ禍による今後の悲劇を危懼する聲も上がっている。

博納影業(yè)集団の副社長(zhǎng)を務(wù)める52歳の黃巍氏が10日未明、北京市內(nèi)のショッピングセンターから転落して死亡。11日、博納影業(yè)集団が聲明文を発表し、公安局の調(diào)べにより事件の疑いは消え、黃巍氏が飛び降り自殺を図ったことを明らかにした。

博納影業(yè)集団は聲明文で、黃巍氏が自殺に至った理由について、「長(zhǎng)期的な不眠と心理的な抑圧」と説明。2009年に博納影業(yè)に入り、映畫館の投資?建設(shè)を擔(dān)當(dāng)し、業(yè)界內(nèi)では敏腕で知られていた黃巍氏について聲明文では、「博納集団の業(yè)務(wù)拡大をけん引し、多大な貢獻(xiàn)があった」と賞賛し、哀悼の言葉も記している。

中國(guó)では新型コロナウイルスの影響で、今年1月末に全國(guó)の映畫館が一斉に閉鎖となり、その狀況は現(xiàn)在も続いている。すでに多くの映畫館が倒産、または経営難に追い込まれる中、黃巍氏の死について、先の見えない圧力に耐えかねたのではないかとの見方もされている。

博納影業(yè)集団が早々と聲明文を出したことについてネットユーザーからは、「知りたいのは、その不眠に至った原因だ」「簡(jiǎn)単な言葉で片付け、さっさと幕引きを図ろうとするのか」「業(yè)界を代表する企業(yè)の幹部が自殺するなんて、裏にはよほどの事情があるはず」などと不信感を示す聲や、「コロナ禍でこういった悲劇が増えそうだ」「表に出ていない事例がすでにたくさんあるのではないか」と危ぶむ聲も多く寄せられている。（Mathilda）