「これが理解できなきゃサッカーするな」=亂闘が頻発する中國(guó)サッカーに物申す―外國(guó)人評(píng)論家

Record China    2020年6月14日(日) 19時(shí)10分

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中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は11日、「なぜ中國(guó)のアマチュアサッカー場(chǎng)では亂闘がこれほど多く発生するのか」とするコラムを掲載した。

中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は11日、「なぜ中國(guó)のアマチュアサッカー場(chǎng)では亂闘がこれほど多く発生するのか」とするコラムを掲載した。著者は中國(guó)のサッカー事情に詳しい評(píng)論家のリバルディーニョ氏。

同氏は、知人から草サッカーのトラブルの話を聞いたと説明。あるチームの控え選手が相手を侮辱するような言葉を発したのをきっかけにグラウンド內(nèi)で小競(jìng)り合いが起き、相手方のチームの主力や控えの選手が問(wèn)題の言葉を発した選手に突進(jìn)していき亂闘になったという。結(jié)果、「負(fù)けた」方は病院へ、「勝った」方は警察に行くことになったと説明した。

そして、自身の経験や周囲の友人の話から、「中國(guó)國(guó)內(nèi)のサッカー場(chǎng)では確かに亂闘が起きやすい」と指摘?!袱沥螭冉M織されたアマチュアの大會(huì)であっても例外ではなく、個(gè)人のやり合いが団體戦に変わる。チームメイトの方が間違っていると分かっていても、せいぜい両者を引きはがすくらいのことしかしないものだから、結(jié)局巻き込まれる」「ニュースでこうした(亂闘騒動(dòng)の)報(bào)道を見(jiàn)るたびに恥ずかしくなる。中國(guó)サッカーは、(実力のない)代表チームによってメンツをつぶされているだけでなく、こうした頻発する暴力によって破壊されているのではないだろうか?」とした。

さらに、「原因を一つにまとめるなら『サッカーとは何かを知らないこと』だと言うしかない」とし、「サッカーを知らないから普通の反則にも怒って報(bào)復(fù)せずにいられない。ただうっ憤を晴らすためだけの報(bào)復(fù)だ。サッカーを知らないから加減を知らない。自分を抑えることができない。サッカーを知らないから出場(chǎng)している選手よりも控え選手の方が大騒ぎする。チームを助けているつもりになっているが、実際は火に油を注ぐだけ」などと続けた。

その上で、「サッカーをする者は以下のことを肝に銘じることだ。それができなければ、サッカーはすべきではない。サッカー場(chǎng)に日常生活のマイナスの感情を持ち込むな」として、4つのポイントを挙げた。

1つ目は「アマチュアの試合を裁く審判はコッリーナ(1999年から5年連続でFIFA最優(yōu)秀審判員に選出された名審判)ではない」ことだとし、「審判の多くは自分たちと同じ愛(ài)好家にすぎない。有利不利を十分に把握し、判定の基準(zhǔn)を完全に一致させ、肉眼で全ての細(xì)かい狀況を捕えることは不可能だ」と指摘。例として、味方選手が反則を受け審判がホイッスルを吹いて試合を止めた時(shí)に「アドバンテージ(反則を受けた側(cè)が有利な狀況が続く場(chǎng)合、その反則を取らずに試合を続行すること)」と文句を言ったという自身の體験を振り返り、「私は審判を困らせてしまった。ピッチに倒れた味方選手の負(fù)傷の狀態(tài)は分からず、審判にとっては試合を止めるのが最も安全な選択だったのだ」と論じた。そして、「審判に不満を漏らすのはよいが、自分の方が絶対に正しいと思い込んで圧力をかけてはいけない」とした。

2つ目は「反則は犯罪ではないが、謝罪はすぐにする」こと。同氏はまず、「サッカーという體が激しくぶつかり合うスポーツにおいては『グレーゾーン』が存在するということを理解しておかなければならない」と指摘。「試合後にスローで見(jiàn)れば細(xì)かなやり合いが無(wú)數(shù)にあることが分かるだろう。だが、これらのほとんどが正常な競(jìng)り合いとして黙認(rèn)される」と説明した。一方で、「種類を分ける必要がある。反則にも、戦術(shù)的な反則と悪意を持った反則がある」とし、「反則を犯した方は自ら相手に一聲(謝罪の言葉を)かけるべきだ。多くの亂闘は反則を犯した方が平然としていることで起こる。そして、反則を受けた側(cè)もすべての反則に対して仇のように憎む必要はない。反則は犯罪ではないし、基本的に相手は自分のプレーを止めたいのであってけがをさせようとしているわけではない。ただ、悪意のある反則は審判にアピールすべきだ」とした。

3つ目は「控え選手はパフォーマンスはせず、しっかり応援してまじめにウォーミングアップに取り組む」こと。同氏は「アマチュアの試合の控え選手は『モウリーニョ(現(xiàn)イングランドプレミアリーグのトッテナムの監(jiān)督。名將だが激しい物言いも有名)』のようになりやすく、ピッチ外から何か貢獻(xiàn)しなくてはいられない。彼らはバタバタと跳び回り、相手を挑発し、審判の邪魔をする。審判が注意しても『見(jiàn)ているだけだ。しゃべっちゃいけないのか』と反論する」と指摘?!袱郡趣ㄏ嗍芝俩`ムの気をそらすことができたとしても、もし自分ならばチームメイトにそんなことをしてほしいだろうか。相手だけでなく、自分のチームの邪魔にもなっているのだ」とし、「しっかり応援し、真面目にウォーミングアップすることがチームへの正しい貢獻(xiàn)の仕方だ」と説いた。

4つ目は「勝敗に向き合い、グラウンドでのことは外に持ち出さない」こと。同氏は「グラウンド內(nèi)はコピーの世界と理解すればいい。この世界ではこの世界のルールを尊重し、現(xiàn)実世界の感情や地位、その他の要素はここに持ち込んではいけない。この世界のルールで許された範(fàn)囲の中であらゆる方法を駆使して勝利を奪いに行く。試合終了の笛が鳴れば、やるべきことは対立感情から抜け出し、相手と握手をしてあいさつをすること。そして食事をして、おしゃべりをすること。多過(guò)ぎる敵意を持ち続けてはいけない。これは大人として絶対に學(xué)ぶべきことだ」と訴えた。一方で、「現(xiàn)実的にはバッドルーザーがいるのも事実だ。自分が勝てないと分かると相手のコンピューターを破壊し、ケーブルを引き抜き、アカウントを削除し、何もなかったことにしようとする。こうした行為がグラウンドで起これば、大変な亂闘になる可能性がある」とし、「どんなに相手や審判に不満があろうと、少なくともグラウンド內(nèi)での不快なことはグラウンド內(nèi)に置いていくことを?qū)Wばなければならない」と指摘した。(翻訳?編集/北田

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