2014年1月1日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は「安倍氏の靖國(guó)參拝、中國(guó)は憂慮するより喜ぶべき」と題した論説を掲載した。2日付で中國(guó)紙?參考消息（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

米スタンフォード大學(xué)國(guó)際安全協(xié)力センター研究員の薛理泰（シュエ?リータイ）氏は、安倍首相が靖國(guó)神社を參拝したことに対し、中國(guó)政府がこれを強(qiáng)く非難し、海外メディアも安倍首相の靖國(guó)參拝が日清戦爭(zhēng)の再演になるとの危懼を示していることについて、獨(dú)自の持論を展開(kāi)した。

薛氏は「尖閣諸島をめぐる日中両國(guó)の対立激化が軍事衝突に発展する可能性を排除することはできないが、両國(guó)が日清戦爭(zhēng)のように全面的な衝突に発展することはない」と斷言した。その理由について、日中の高官や安倍首相自身が全面衝突を望んでいないことや、同じく全面衝突を望んでいない米國(guó)の存在を挙げている。さらに、尖閣諸島が日中両國(guó)にとって真の核心的利益ではないことも挙げた。

安倍首相の靖國(guó)神社參拝で注目すべきことは、「今後日本で中國(guó)に対抗しようとする勢(shì)力が國(guó)家意思を決定するほどに力をつけていくか」、「安倍政権が空前の支持率を獲得し、米國(guó)からの圧力に対抗する力を増強(qiáng)するか」の2點(diǎn)だという。

今回の靖國(guó)參拝で、中國(guó)は憂慮するよりも喜ぶべきだと薛氏。それまで尖閣問(wèn)題や防空識(shí)別圏の設(shè)定などで、中國(guó)に対する國(guó)際社會(huì)からの風(fēng)當(dāng)たりは強(qiáng)かった。しかし、日本の右翼勢(shì)力による第二次世界大戦の歴史的功罪の再評(píng)価を求める動(dòng)きや民族主義の高まりは米國(guó)の指摘するところに。そうした狀況下で、日本が戦後體制から脫卻し、正常國(guó)家になろうと試みることは、米國(guó)の國(guó)家利益を損ねることにつながる。「だからこそ、米メディアはこぞって安倍首相の靖國(guó)神社參拝を非難しているのだ」と薛氏は語(yǔ)っている。（翻訳?編集/本郷）