「中國が文化侵略を行っている」として韓國ネットユーザーの反発が強まる中、中國の有名なアクション俳優(yōu)が「テコンドーの起源は中國武術(shù)だ」と発言し、物議を醸している。5日、韓國メディア?ヘラルド経済が伝えた。

記事によると、中國のアクション俳優(yōu)チウ?マンチェク（趙文卓）が過去に中國の武術(shù)オーディション番組に審査員として出演した際、參加者の1人が「韓國のテコンドーを?qū)Wんだ」と語ったところ、「一つ修正しておきたい」として「全ての武術(shù)の起源は中國にある。テコンドーも中國の戳腳（武術(shù)の一つ）から生まれた」と指摘した。それに対し、參加者も「同意する。全ての武術(shù)の起源は中國にある」と同調(diào)する発言をした。

記事は、「これには同じ中國人からも批判の聲が上がった。番組の放送後、中國の格闘家である徐暁冬氏は、チウ?マンチェクの発言を非難した」とし、同氏が「韓國のテコンドーはオリンピックの正式種目なのに、そのような発言をすべきではない。あなたの発言は間違っていた」と反論したこと、「（チウ?マンチェクの発言通りなら）世界のすべての武術(shù)の起源は中國にあり、白人や黒人の起源も中國人ということになる」「とんでもない発言だ」と強調(diào)したことを紹介した。

韓國では現(xiàn)在、韓服?キムチ?サムゲタンなどを中國固有の文化とする一部中國人の主張に対し、ネットユーザーの間で「反中」感情が高まっている。最近では、中國料理を演出に使用したSBSドラマ「朝鮮駆魔師」が、視聴者からの抗議により、わずか2話で放送中止となる事態(tài)も起きた。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「キムチに韓服にテコンドーまで…本當(dāng)に大した度胸だ」「いいかげんにしてほしい。だからチャイナタウンの建設(shè)にも反対運動が起きるんだ」「中國は自國の文化遺産によほど自信がないんだな。気の毒に」「韓國から渡った人々が中國を形成しているのだから、中國の土地と財産は全て韓國のものだ」といった不満や反発の聲のほか、「テコンドーも中國のものだし、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)も中國のものだ。全部譲ろう」「萬里の長城は韓國にあったけど臺風(fēng)で飛んで行ったんだぞ」などと皮肉めいた聲が多く寄せられている。（翻訳?編集/丸山）