2020年8月24日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、「脫グローバル化の流れに対抗すべく、韓國(guó)が現(xiàn)実的な選択をしている」 とする、黒竜江省社會(huì)科學(xué)院の笪志剛（ダー?ジーガン）氏による評(píng)論記事を掲載した。

笪氏は、新型コロナウイルスがグローバル化の流れを変え、地域の交流や協(xié)力に対する抵抗を増大させたと紹介。その中で、韓國(guó)は理性的かつ現(xiàn)実的な姿勢(shì)を見(jiàn)せ、地域の建設(shè)者、経済や貿(mào)易の推進(jìn)者としての能動(dòng)的な役割を果たしていると評(píng)した。

そして、「自國(guó)の感染狀況を概ね安定させた韓國(guó)が多くの國(guó)との間でコロナ対策や経済協(xié)力再開(kāi)の道を模索し、通関の利便性向上などを推進(jìn)するよう努めているほか、他國(guó)の內(nèi)政に関わる外交事務(wù)についても理性的な姿勢(shì)を持ち、周辺地域の平和安定、地域協(xié)力、多國(guó)間協(xié)調(diào)に力を注いでいる」とした。

また、韓國(guó)の地域連攜に前向きな姿勢(shì)には、新型コロナ禍における地政學(xué)的なしがらみから抜け出し、盟友である米國(guó)からの圧力をかわすための「致し方ない選択」という側(cè)面もあると指摘。「地域における多國(guó)間の理解と経済協(xié)力の維持は、韓國(guó)の根本的な要求と利益に適合している。盟友である米國(guó)の冷淡さ、日本との対立長(zhǎng)期化の中で、同盟関係におけるやるせなさを自ら痛感しつつ、『地域の建設(shè)者』としての役回りを演じようとしているのだ」と論じた。

笪氏は「今回の新型コロナでは、韓國(guó)による感染コントロール、デジタル経済、イノベーションモデル、二國(guó)間協(xié)力と多國(guó)間コミュニケーションなどの分野における幾多の努力と段階的な成果が顕在化し、韓國(guó)が東アジアや國(guó)際社會(huì)において高い評(píng)価を得ている」とし、韓國(guó)の取り組みが新型コロナ下において多國(guó)間交流、協(xié)力を推進(jìn)する「良いお手本」になっているとの見(jiàn)解を示した。（翻訳?編集/川尻）