2020年6月15日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、フィリピンを訪れる中國(guó)人による犯罪が増えたとする米メディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、米CNNの14日付報(bào)道を引用。CNNによると、フィリピン政府関係者は「この3年、フィリピンは世界におけるオンラインカジノの主な運(yùn)営場(chǎng)所になっている。10萬(wàn)人を超える中國(guó)人がフィリピンでオンラインカジノに従事し、中國(guó)國(guó)內(nèi)のプレーヤーにサービスを提供している」と語(yǔ)った。また、中國(guó)人の増加によってフィリピンに多くの稅収と雇用がもたらされる一方で、「不動(dòng)産の賃貸料や物価の上昇のほか、誘拐、殺人、虐待、密航、売春などの犯罪も増えている」とも明かしたという。

そして、現(xiàn)地メディアの報(bào)道として、今月11日にフィリピン國(guó)內(nèi)で警察官と中國(guó)人誘拐容疑がかかる2人の中國(guó)人容疑者との間で銃撃戦となり、容疑者2人が死亡し、警察官1人が負(fù)傷する事件が発生したと紹介。容疑者はオンラインカジノの仕事を持ちかけて中國(guó)人男性3人を誘拐し、その家族に身代金を要求していたとしている。

さらに、中國(guó)人を主とするフィリピン國(guó)內(nèi)のオンラインカジノ會(huì)社に深刻な脫稅の現(xiàn)象が発生しているとも伝えた。

記事は一方で、フィリピンにおけるオンライン、オフラインのカジノは中國(guó)にも多くの深刻な悪影響を與えているとし、大量の資金が中國(guó)からフィリピンへと不法に流出し、中國(guó)の金融監(jiān)督や金融の安全を脅かしているほか、中國(guó)人が違法賭博に関わることにより中國(guó)國(guó)內(nèi)で多くの犯罪案件が発生していること、多くの中國(guó)人がフィリピンで不法就労させられ、人身の自由が大きく制限される「現(xiàn)代の奴隷」的な扱いを受けていることなどを例として挙げている。（翻訳?編集/川尻）