2020年6月15日、韓國?國民日報は「経済協(xié)力開発機構(gòu)（OECD）が韓國経済の展望を肯定的に評価した」とし、その理由を分析した。

記事によると、OECDは「新型コロナウイルス感染癥の第2次大流行がなくとも、今年の世界の経済成長率はマイナス6．0％を記録する」と予想した。韓國についても「少なくともマイナス1．2％」と見通した。ただし、韓國の下げ幅はユーロ圏（マイナス9．1％）や米國（マイナス7．3％）、日本（マイナス6．0％）に比べると小さく、経済成長率予想対象に含まれた46カ國の中でも下げ幅が最も小さかったという。

その理由として記事はまず「韓國政府の財政政策」を挙げている。民間消費や輸出面など大半が落ち込むと予想されているが、「政府消費だけは前年比7．5％急増するとみられているという。ただ、韓國の政府消費の伸び率はOECD加盟國を含む46カ國のうち8番目で、トルコ（15．8％）、インド（10．4％）、英國（10．1％）など10％を超える國もある。

そのため記事は「輸出」にも注目している。韓國の輸出依存度は高いが、OECDは「輸出そのものは減少するものの、経済成長率の貢獻度はマイナス0．1％に過ぎない」と予想しているという。記事は「輸出入共に減少するため、國內(nèi)総生産（GDP）への貢獻度が低くなったようだ」と分析している。

また、OECDは韓國政府に対し「再生可能エネルギーやクリーン技術(shù)への投資を増やせば、持続的な回復(fù)が可能だろう」と助言しているという。

これを受け、韓國のネット上では「それもこれも文大統(tǒng)領(lǐng)のおかげ」「現(xiàn)政権の経済政策を稱賛する內(nèi)容は初めて。これが事実だったらいいな」「もし保守政権だったら、韓國は世界最大のコロナ被害國だったかもしれない」など現(xiàn)政権を稱賛するコメントが寄せられ、一部では「北朝鮮が協(xié)力してくれたらもっと経済成長できるのに…。韓國の危機を助長する北朝鮮が憎い」と惜しむ聲も。

一方で「現(xiàn)実とはかなり違うな」「何か酔いしれてない？よく調(diào)べるべき」とにわかには信じがたいといった聲も上がり、「一流企業(yè)らのおかげ」「こんなちっぽけな國だけど、サムスンという超優(yōu)良企業(yè)が持ってる最先端の（コロナ）診斷キットの技術(shù)があるから可能なこと」との意見も上がっている。（翻訳?編集/松村）