2014年1月4日、米華字メディア?多維新聞は、「中國(guó)と韓國(guó)は反日軸を確立すべき」と題した論説を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)と韓國(guó)は共に戦時(shí)中の日本軍による暴力の被害者だ。安倍首相の今回の靖國(guó)神社參拝は70年前の東京裁判に対する挑戦だけではなく、中韓両國(guó)の民族的尊厳への挑戦や、日本の歴史認(rèn)識(shí)に線引きした世界への挑戦でもある。

安倍首相の靖國(guó)參拝について、中國(guó)政府は「安倍氏自らが対話の扉を閉じた」として、「中國(guó)人民と指導(dǎo)者は彼を歓迎しない」と発言。両政府高官による話し合いは今後一切ないと斷言している。韓國(guó)政府も日本との外務(wù)次官級(jí)や局長(zhǎng)級(jí)の會(huì)談を相次いで延期し、樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)と安倍首相との首脳會(huì)談も実施のめどは立っていない。

安倍首相は中韓の怒りをこの1年で何とか修復(fù)できると考えているようだが、それは誤りであり、中韓両國(guó)がそうしたチャンスを與えることはないだろう。今のところ、中韓が日本対して妥協(xié)する余地はほとんどない。

中國(guó)にとって、第一は領(lǐng)土問(wèn)題であり、次いで歴史問(wèn)題だ。韓國(guó)は慰安婦問(wèn)題を含めた歴史問(wèn)題が第一であり、次に領(lǐng)土問(wèn)題がある。両國(guó)の立場(chǎng)は微妙に異なるが、日本に対する姿勢(shì)は一致している。韓國(guó)は日本と同じく米國(guó)の軍事同盟國(guó)だが、2012年7月に開(kāi)催された北朝鮮の核問(wèn)題に関する中韓首脳會(huì)談では、両國(guó)の間で協(xié)力體制をとることに合意している。

安倍首相が再び靖國(guó)神社參拝を強(qiáng)行し、中韓を挑発するのであれば、中韓はさらに接近するだろう。安倍首相はさらに國(guó)內(nèi)で平和憲法改正の支持をとりつけ、交戦権を有する「正常國(guó)家」に日本を変え、軍國(guó)主義を復(fù)活させようとしている。中國(guó)と韓國(guó)はこれを高度に警戒し、反日軸を確立させて両國(guó)が手を結(jié)ぶことで、安倍首相の行動(dòng)を抑えていくべきだ。

中國(guó)は韓國(guó)と共に第二次世界大戦中の舊日本軍の罪狀を明らかにし、東アジアの安全を守っていく。同時(shí)に中國(guó)は日本による戦後の國(guó)際秩序の破壊を防止するため、反日軸確立の重要性を韓國(guó)と共に強(qiáng)く認(rèn)識(shí)していかねばならない。（翻訳?編集/本郷）