中國で最も愛される日本のアニメ、「一休さん」公開へ―中國

Record China    2014年1月6日(月) 21時10分

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2日、アニメ「一休さん」の劇場版が春節(jié)(舊正月)に當(dāng)たる1月31日に封切られる。同作品はテレビ版で総作畫監(jiān)修を務(wù)めた石黒育氏が制作し、1997年版の「一休さん」の中國語吹き替え版で一休さんの聲を擔(dān)當(dāng)した聲優(yōu)ワン?シャオイエンさんも起用されている。

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2014年1月2日、中國でも高い人気を誇るアニメ「一休さん」の劇場版が春節(jié)(舊正月)に當(dāng)たる1月31日に封切られる。同作品はテレビ版で総作畫監(jiān)修を務(wù)めた石黒育氏が先頭に立って制作し、1997年版の「一休さん」の中國語吹き替え版で一休さんの聲を擔(dān)當(dāng)した聲優(yōu)ワン?シャオイエン(王暁燕)さんも起用されている。また、さよちゃんや新右衛(wèi)門さんといった、中國のファンにとってもなじみ深いキャラクターも登場する。揚(yáng)子晩報が伝えた。

その他の寫真

「一休さん」シリーズは中國でも1983年から放送され、現(xiàn)在に至るまでの30年の間に、中國で最も愛される日本のアニメの1つになった。1980年代や90年代生まれの若者にとっては、學(xué)校から帰って最も楽しみにしていたテレビ番組だった。しかし、99年に再放送されたのを最後に、中國のテレビでは放送されておらず、初の劇場版となった同作品では、原作の「味」をそのままスクリーンで再現(xiàn)し、70年代、80年代生まれの人にとっては「なつかしい作品」となっている。

制作に攜わった強(qiáng)力なスタッフらも原作の「味」をそのまま表現(xiàn)する力となっている。うち、日本を代表するアニメの総作畫監(jiān)督、プロデューサーである石黒氏は、「同作品は、一休さんの複雑な境遇にはそれほど觸れず、謎に包まれた竊盜事件をめぐってとんちが展開される。見る人には、見終わった後に、本當(dāng)の『知恵』は他の人と比較するために使うものではなく、他の人を助けるために使うものであるということを知ってもらいたい」と語っている。また、中國で公開されることに合わせて、同作品では中國人の女の子のキャラクターも登場し、一休さんととんちや知恵比べをするために海を渡るだけでなく、さまざまな試練を乗り越えて安國寺の小坊主たちと深い友情を築く。

一方、中國では「一休さん」の聲でなじみ深いワン?シャオイエンさんは、83年版の「一休さん」の中國語版吹き替えでも、一休の兄弟子?秀念が秘かに想いを寄せている桔梗屋の彌生さんの聲を擔(dān)當(dāng)した。王さんは15?40歳の女性の聲を得意としているが、一休さんに関しては「これまでで最も難しい役だった」とある番組で打ち明けている。そのため、「毎日朝5時半に公園に出かけて練習(xí)し、どのセリフも何度も練習(xí)してやっと一休さんらしさを出すことができた」としている。劇場版で一休さん役のオファーを受けた時は、迷わずに承諾し、「制作中に問題に直面したら、まず、『あわてないあわてない』と自分に言い聞かせ、一休さんのおなじみの動作である、目を閉じて、指で側(cè)頭部に2回ほど円を描いてから、冷靜に知恵を絞った」という。王さんにとって、一休さんは単なる「仕事」ではなく、彼女の成長を助ける「友人」でもあるのだ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤)

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