90歳の香港人女性が語った日本による侵略「今の子どもたちは…」―香港紙

Record China    2020年6月18日(木) 16時20分

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16日、観察者網(wǎng)は、香港の90歳の女性がかつての日本による香港侵略の體験について語ったと報じた。寫真は香港の古い街。

2020年6月16日、観察者網(wǎng)は、香港の90歳の女性がかつての日本による香港侵略の體験について語ったと報じた。

記事は、香港紙?文匯報の14日付報道を引用。先日、香港九龍婦人連合會會長らが香港在住の90歳の女性宅を訪れ、インタビューを行った様子を伝えた。

記事によると、インタビューの中で女性は當(dāng)時の様子について「まだ幼く、毎日のように防空警報が鳴って逃げまどっていた。家族と防空壕に避難する時にはいつもはぐれてしまい、人が多い方へ逃げるしかなかった。警報が解除されるのを待って家に戻った」と語った。

また、「當(dāng)時は本當(dāng)に食べるものがなく、水を飲むことしかできなかった。2人の妹がご飯を食べられずに餓死した。この世代には幼年時代は存在しない。食べるものすらなく、勉強(qiáng)など言うまでもなくできなかった」と振り返ったという。

さらに、先日、香港の大學(xué)入試で20世紀(jì)前半における日本の中國侵略について「弊害より恩恵が大きかった」との答えを誘導(dǎo)するような問題が出された件に関して、「とても耐えがたい。今の素晴らしい生活はかけがえのないもの。今の子どもたちは幸せだが、傲慢(ごうまん)にならないでほしい。しっかり勉強(qiáng)して、働いて、今の生活を大切にしてほしい」と述べたという。(翻訳?編集/川尻

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