2020年6月17日、韓國ニュース1によると、ソウル市の警察は15日、マスクを著用せずバスに乗車し、運転手の下車の求めに応じず運行業(yè)務(wù)を妨害した乗客を逮捕した。同市では先月から新型コロナ対策として、公共交通機関の利用客にマスクの著用を義務(wù)化。市內(nèi)の警察署を監(jiān)督するソウル地方警察庁は8日、下車を拒否したマスクの非著用者に対して、厳正に取り締まる方針を示しており、今回、初の逮捕事例となった。

記事によると、逮捕された乗客は15日午後3時ごろ、同市中區(qū)でマスクを著用せずバスに乗車。運転手が下車するよう求めたが応じず、押し問答となったという。この乗客は通報を受けて駆け付けた警察官に現(xiàn)行犯逮捕されるまで、約30分間車內(nèi)にとどまった。このためバスは運行できず、乗客10人は目的地にたどり著けぬまま下車した。

同市は先月26日から、バスや地下鉄などの公共交通機関の利用客にマスクの著用を義務(wù)づけている。これにより、運転手はマスクを著用していない客の乗車を拒否することができるという。

ソウル地方警察庁のイ?ヨンピョ庁長は8日、マスク著用義務(wù)化に言及。マスクを著用していない客が下車を拒否する事例が報告されているとして、「このような通報を受けた場合、厳正に対処する」と述べていた。

このニュースについて、韓國のネットユーザーからは、「感染が収束しないのは、このような非常識な者がいるせいだ」「マスクをせず乗車拒否されるのは當然だ」「マスクをしてないとバスに乗れないことを知らないの？ニュースを見ていないの？」などと批判の聲が上がっている。

また、「500～700ウォン（約40～60円）で使い捨てのマスクが買えるのに」「30分も押し問答している時間があるのなら、薬局でマスクを買って來ればいいのに」との指摘も。

その他、「バスの停留所でマスクを手に持っていたり、カバンに入れていたりしていて、乗車の時だけ著ける人がいる。これにはあきれる」「多くの人が利用する場所でも義務(wù)化すべきだ」「國民それぞれの努力でコロナを収束させよう」などといった聲が上がっている。（翻訳?編集/関）