3Dにすればいいのに…、日本のアニメはなぜ手描きにこだわる?―中國メディア

Record China    2020年6月21日(日) 15時20分

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18日、毎日経済は、新型コロナウイルスが日本のアニメ界に與える影響について分析する記事を掲載した。

2020年6月18日、毎日経済は、新型コロナウイルスが日本のアニメ界に與える影響について分析する記事を掲載した。

記事は、「ロシアのスプートニクの報道によると、新型コロナは映畫界のみならずアニメの制作をもまひさせた」と紹介。「アニメの故郷である日本では77本もの作品に遅れが出ており、數(shù)百萬ドルの損失が出ているそうだ。また、環(huán)球時報のデータによると、新型コロナは日本の80%以上のアニメ制作會社に影響を與えており、その損失は187萬~370萬ドル(約2億~3億9500萬円)に達(dá)する可能性がある」と伝えた。

そして、中國のネットユーザーからは「コスト削減のため手描きではなく3Dにすればよいのでは」との意見があるとする一方、中國の著名な映畫評論家の釈凡(シー?ファン)氏は「伝統(tǒng)的な2次元のアニメは、その獨(dú)特な特色ゆえに永遠(yuǎn)になくなることはない」との見方を示し、「米國はデジタル作品が多いが、それでもライカのような會社でもCGと人形を組み合わせた作品を主力としているほか、ピクサーでも2次元アニメがある。完全にデジタル化することはないと思う」と述べていることを紹介した。

また釈氏が、「デジタルアニメは色彩や立體感で伝統(tǒng)的な手描きのアニメよりレベルが高い。デジタル技術(shù)をアニメ業(yè)界に応用してからの『ライオンキング』や『もののけ姫』の色彩や特殊効果は、『白雪姫』や『人魚姫』などの伝統(tǒng)的な手描きとは大きく違うことが見て取れる。伝統(tǒng)的な作畫技術(shù)は基礎(chǔ)であり、教育の中で応用する必要がある。3Dも手描き技術(shù)の基礎(chǔ)に依存しており、両者は今後結(jié)合していく可能性が高い」との見方を示したことも紹介した。

記事はさらに、「日本のアニメ作品の完成が遅れる理由には、手描きによる複雑な工程以外に、アニメ會社の構(gòu)造も関係している」と指摘?!溉毡兢违ⅴ衰釙绀悉饯味啶行∫?guī)模で、コスト削減のために中國や韓國、ベトナムなどへ外注している。そのうち、中國企業(yè)は日本のアニメ會社の外注の60%を占めており、江蘇省には1200社以上ある日本企業(yè)のうちの多くがアニメ関連企業(yè)だ」と伝えた。(翻訳?編集/山中)

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