Record China 2020年6月19日(金) 0時20分
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中國湖南省永州市江華ヤオ族自治県の路上で17日、都市管理局の職員が棒で犬を撲殺する騒動があった。中國のネットユーザーからは賛否両論が寄せられている。
中國湖南省永州市江華ヤオ族自治県の路上で17日、都市管理局の職員(中國では「城管」と呼ばれる)が棒で犬を撲殺する騒動があった。中國のネットユーザーからは賛否両論が寄せられている。
撲殺されたのは近所に住む人の飼い犬だといい、ペットとして買うための登録もされていた。飼い主は「娘がドアを開け、犬が自分で出て行った。その間に撲殺された」と話しているという。中國版ツイッター?微博(ウェイボー)に投稿された現(xiàn)場の動畫には、悲鳴を上げる犬を2人の職員が代わる代わる棒で毆打する様子や、周囲の人が足を止めてそれを見ている様子が映っている。また、職員らが乗る車には「犬の散歩時につないでいなければ一律に捕殺する」との標語が掲げられていた。
この騒動に対する中國のネットユーザーの意見は割れている。「問題ない。リードにつないでいないのだから」「標語にはっきりと書いてあるだろう。支持する」「つながれていなかったのなら仕方がない」「自業(yè)自得だ」など、職員の対応を支持する聲に多くの共感が集まっている。
一方で、數(shù)としては「なんてひどい」「人間性のかけらもない」「つないでいないのは良くない。だがこんなに殘酷なことはしないでもらいたい。文明社會とは程遠い」「つながれていないのなら連れて行けばいいこと。なぜその場で撲殺するのか。主人の過ちの責任をなぜ犬が負わないといけない?」「罰せられるべきは飼い主!これでは動物虐待と何ら違いはない」「野蠻な法の執(zhí)行だ」との聲も多い。ただ、こうした聲には「もし犬が人をかんだらどうする?飼い主が近くにいなかったのだから、誰も飼い犬かどうかなんて分からない」「犬はかわいそうだが、かまれて狂犬病にでもなったらどうするというのか」といった反論も寄せられている。
中國では近年、ペットとして犬を飼い始める人が増える一方でトラブルも増えている。今年5月には北京市で、リードにつながれていなかった小型犬を高齢の男性が蹴り、怒った飼い主の女性がつかみかかる騒動があった。昨年7月には上海市で、路上を歩いていた日本人女性が散歩中の大型犬に襲われて重傷を負う事件があった。(翻訳?編集/北田)
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