2020年6月24日、韓國(guó)産業(yè)通商資源部の兪明希（ユ?ミョンヒ）通商交渉本部長(zhǎng)が世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）の事務(wù)局長(zhǎng)選への立候補(bǔ)を表明した。これを受け韓國(guó)?ニューシスは25日、兪本部長(zhǎng)が「初の女性事務(wù)局長(zhǎng)」になれる可能性を分析する記事を掲載した。

韓國(guó)のWTO事務(wù)局長(zhǎng)選への挑戦は今回で3回目となる。記事は1、2回目の落選理由として「韓國(guó)がすでに國(guó)際機(jī)関の首長(zhǎng)職を擔(dān)っているため、これに対するけん制の心理が働いた」「事務(wù)局長(zhǎng)を排出できずにいる中南米地域の候補(bǔ)に友好的なムードがあった」ことを挙げ、「こうした観點(diǎn)から、今回はアフリカ地域から當(dāng)選者が出るとみられる」と予想。また「これまで事務(wù)局長(zhǎng)職は先進(jìn)國(guó)と開(kāi)発途上國(guó)が交互に擔(dān)ってきたため、今回は歐州連合（EU）など先進(jìn)國(guó)の候補(bǔ)者が有利になる可能性もある」と指摘している。

その上で「こうした構(gòu)図を塗り替え、初の韓國(guó)人事務(wù)局長(zhǎng)を誕生させるためには戦略が必要だ」としている。兪本部長(zhǎng)は、先進(jìn)國(guó)と開(kāi)発途上國(guó)の間の中堅(jiān)國(guó)として韓國(guó)の役割をアピールする考えを示している。WTOが設(shè)立以來(lái)最大の危機(jī)を迎えている今、加盟國(guó)間の対立を解消する架け橋の役割が必要だが、それには韓國(guó)が適任者だとの主張だという。

また、記事は「米國(guó)がWTOを好意的にみていない點(diǎn)もポイントになる」とし、「アゼベド事務(wù)局長(zhǎng)が8月末の辭任を発表した背景には、米國(guó)のけん制によるWTOの地位低下があるともいわれている」と説明。ある専門(mén)家は「今のところ有力な候補(bǔ)者がいないため米國(guó)の圧力が重要になり、その次にはEUが決定的な影響力を行使するだろう」とし、「米國(guó)は1票しか持っていないが、他の國(guó)が米國(guó)の動(dòng)きを見(jiàn)ている」と話したという。また「米國(guó)は伝統(tǒng)的に自國(guó)から候補(bǔ)を出さないが、米國(guó)の意思を代弁してくれる人を好む」と分析。ただし「米國(guó)の票を得てもEUが反対すれば當(dāng)選が難しいため、結(jié)局は米國(guó)とEU両方の支持を得なければならない」として「政府の外交力が重要になる」と主張したという。

これに韓國(guó)のネットユーザーからは「文政権になって韓國(guó)の格は急上昇した。韓國(guó)人こそふさわしい」「この機(jī)會(huì)に世界へ羽ばたき、韓國(guó)の地位をさらに高めよう」など応援や期待の聲が上がっている。

一方で「日本と韓國(guó)內(nèi)の親日派が猛反対するのでは？」「米國(guó)の影響力で當(dāng)選したら米國(guó)の操り人形になってしまう」「米國(guó)の指示通りに動(dòng)かなければならない職だ。當(dāng)選しても第2の潘基文（パン?ギムン前國(guó)連事務(wù)総長(zhǎng)）になるだろう」「地位は上がるけど、國(guó)際社會(huì)にたくさんお金を出さなければならなくなる」などと懸念する聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）