サッカーのスペイン1部リーグのバレンシアに所屬する韓國(guó)代表MFイ?ガンイン（李康仁）が18日のレアル?マドリードとの試合で一発退場(chǎng)になった。中國(guó)のサッカーファンの間でも大きな話題になっている。

日本の久保建英と同い年の19歳で「韓國(guó)の天才」とも稱されるイ?ガンインはこの日、後半32分から途中出場(chǎng)した。試合終盤(pán)、レアル?マドリードが3-0でリードして迎えた後半44分だった。敗戦濃厚の中、イはディフェンスラインでボールを持ったレアル?マドリードのDFセルヒオ?ラモスに突進(jìn)。背後から激しくぶつかると、ボール奪取を狙って右足を振り上げ、左足でラモスの足を立て続けに2度蹴った。倒れたラモスは激高してすぐに立ち上がり、イに詰め寄った。直後、主審が駆け寄り、イにはレッドカード（退場(chǎng)）が提示された。イは「なぜだ」というように困惑の表情を浮かべて両手を広げ、チームメイトらと共に主審に抗議した。

中國(guó)のスポーツメディア?新浪體育の微博（ウェイボー）アカウントが動(dòng)畫(huà)付きでこれを伝えると、中國(guó)のネットユーザーからは「韓國(guó)選手のラフプレーは見(jiàn)慣れた」「いつもの韓國(guó)」「目をつぶっていても韓國(guó)選手がやったと分かる」「味方の選手もあきれてるよ」「これぞ韓國(guó)サッカー。勝てないと分かると人を蹴り始める」「韓國(guó)の優(yōu)れた伝統(tǒng)は継承されている」など、批判や皮肉が相次いだ。

また、「2002年の日韓ワールドカップ（W杯）を思い出した」という聲も散見(jiàn)された。當(dāng)時(shí)の韓國(guó)代表は、イタリア戦でイ?チョンスが倒れたマルディーニの頭をしたたかに蹴りつけるなど激しいプレーを連発した。

このほか、「どっちもどっち」「ラモスを蹴ることができるのは韓國(guó)人だけ。ラモスは普段、他の選手を蹴ってるからな」「悪意のある反則はだめだが、ラモスがやられるのを見(jiàn)られてちょっとうれしい」との聲も散見(jiàn)された。今回の“被害者”ラモスも激しいプレーで知られる選手だ。

なお、韓國(guó)メディアのスポーツソウルはイのプレーについて「衝撃的な退場(chǎng)」「イ?ガンインは悔しさを隠せない様子だったが、誰(shuí)が見(jiàn)ても競(jìng)り合いやタックルというより“足蹴り”に近かった。結(jié)果、今シーズン2度目の退場(chǎng)となってしまった」と伝えた。イは昨年10月のリーグ戦でも危険なプレーで退場(chǎng)処分を受けている。（翻訳?編集/北田）