日本政府が新型コロナウイルス流行を受けて講じていた出入國(guó)制限を緩和する最初の対象に「コロナ対策の模範(fàn)」とされる臺(tái)灣が含まれていなかった。臺(tái)灣のネットユーザーからは歓迎の聲が多く寄せられている。

安倍晉三首相は18日、新型コロナウイルスの感染狀況が落ち著いているベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ國(guó)との出入國(guó)制限を優(yōu)先的に緩和する方向で調(diào)整することを発表した。入國(guó)前にPCR検査を行い陰性であること、入國(guó)後の行動(dòng)計(jì)畫書を提出することなどが條件になるという。

第1弾となる緩和措置の対象に、新型コロナウイルスの抑え込みで成果を挙げている臺(tái)灣は含まれなかった。臺(tái)灣メディア?自由時(shí)報(bào)は19日付の記事で、上記4カ國(guó)の出入國(guó)制限を緩和する一方で「臺(tái)灣の名前は挙がらなかった」と報(bào)道。日本のネットユーザーからは「臺(tái)灣なしはおかしいだろう」「タイやオーストラリアが入っているのに臺(tái)灣はなし？」「臺(tái)灣にすごく行きたい。制限を解除してほしい」といった失望の聲が上がったと伝えた。

一方、臺(tái)灣のネットユーザーからは日本が臺(tái)灣を含まなかったことを“歓迎”する聲が多い。フェイスブックでは「中國(guó)に気を遣った？」「日本の政治には失望した」といった聲が一部あるものの、「良いことだ。今は海外より臺(tái)灣の方が安全」「日本はまだコントロールできていない。行くのは危険。正しい判斷だと思う」「実は日本はこのウイルスに汚染されていないきれいな臺(tái)灣を守ってくれてるんだ」「たぶん、臺(tái)灣側(cè)が拒否したんでしょう」「臺(tái)日友好のため、日本のネットユーザーに感謝。でも今は距離を保とう」「ありがとう。でもホント、急いでませんので」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/北田）