2020年6月20日、環(huán)球網(wǎng)は、中國で人工豚肉に続き、人工ザリガニ肉が出現(xiàn)したとする、米メディアの報道を伝えた。

記事は、米CNBCの18日付報道を引用。中國で人工食肉業(yè)界の競爭がヒートアップしており、中國のある企業(yè)が植物たんぱくを原料とする人工食肉で作った「豚バラ肉の唐揚げ」や「ザリガニ」を開発したと紹介。人工のザリガニ肉開発の背景には、中國におけるザリガニ消費量が近年のブームもあって世界最大になっていることがあるとした。

そして、この中國企業(yè)の創(chuàng)業(yè)者が「われわれの強みは、中國で最も人気のグルメを科學(xué)技術(shù)によってコピーできることだ」と語り、人工豚肉の唐揚げはエンドウ豆と大豆たんぱくを原料としてサツマイモのデンプンを衣に用いることでさっくり感を出し、人工ザリガニ肉は海藻とこんにゃく芋の抽出物から作っていると明かしたことを紹介している。

また、中國で大量に消費されるザリガニについてこの創(chuàng)業(yè)者が「可食部が少なく、10キロのうち食べられるのは1キロ程度と、大量の廃棄物が発生する」「供給が追い付かないこともあり、商品間の品質(zhì)に差が生じている」という2つの問題を指摘し、人工ザリガニはこの両者を解決することができると述べたことを伝えた。

さらに、新型コロナウイルスが人工食肉を含む食品業(yè)界に大きな影響を與えたものの、今後の中國における植物たんぱく質(zhì)を用いた人工食肉需要の高まりについて、この創(chuàng)業(yè)者が自信を持っているとした。（翻訳?編集/川尻）