2020年6月22日、韓國(guó)?KBSなどによると、同國(guó)の大邱（テグ）市は、新型コロナウイルスの防疫業(yè)務(wù)を妨害し、感染を広げる原因をつくったとして、集団感染が発生した宗教団體「新天地イエス教會(huì)」を相手取り、1000億ウォン（約88億円）の損害賠償請(qǐng)求訴訟を起こした。

記事によると、新型コロナウイルスの全國(guó)の累積感染者の半分以上となる6900人は大邱地域で確認(rèn)されており、このうち61％が同教會(huì)の信者。検査費(fèi)用をはじめ入院治療費(fèi)、治療施設(shè)の運(yùn)営費(fèi)などの多くが感染した信者のために費(fèi)やされたという。

同市は、教會(huì)側(cè)に信者のリスト確保や防疫協(xié)力などを要請(qǐng)したにもかかわらずリストに欠落があり、防疫活動(dòng)が妨害されたと主張。教會(huì)と李萬(wàn)煕（イ?マンヒ）総會(huì)長(zhǎng)を相手取り、総防疫費(fèi)用の3分の2に相當(dāng)する1000億ウォンの損害賠償請(qǐng)求訴訟を起こしたことを22日、明らかにした。同市は「新型コロナで被害を受けた市民の心が少しでも慰められるよう、教會(huì)側(cè)に法的責(zé)任を問(wèn)うていきたい」としている。

一方、教會(huì)側(cè)は「むしろ自分たちが被害者だ」と主張。記事は「今後、長(zhǎng)い法的爭(zhēng)いが予想される」と伝えている。

今後、新型コロナの感染拡大と教會(huì)の因果関係をどう立証し、教會(huì)にどの程度まで責(zé)任を問(wèn)うことができるかが爭(zhēng)點(diǎn)となる。

このニュースに、韓國(guó)のネットユーザーからは、「損害賠償を求めるのは當(dāng)然だ」「1000億ウォンの請(qǐng)求額では少ない」「大邱のイメージも教會(huì)のせいで大きくダウンした」「大邱市は必ず勝訴しなければ」「大邱市を応援する」「教會(huì)は全國(guó)民に謝罪しても足りないぐらいだ」「被害事実が明確に究明できるのなら訴訟すべきだ」などといった聲が上がっている。

一方、「今までコロナに感染した人全員に求償権を請(qǐng)求しなければならなくなる。公平だろうか？」との指摘も。

その他、「1000億ウォンを勝ち取って、醫(yī)療従事者に支給してあげて」「1000億ウォンを大邱市民に分配して」「この教會(huì)だけでなく、他に感染を拡大させたところにも損害賠償すべき」などといったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）