2014年1月9日、一人っ子政策違反で世間を騒がせたチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督について、計畫生育局が「社會扶養(yǎng)費」と呼ばれる罰金の支払いを命じ、一応の決著を見ることになった。新浪網(wǎng)が伝えた。

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中國映畫界の巨匠チャン?イーモウ監(jiān)督に、一人っ子政策への違反疑惑が浮上したのは、昨年5月のこと。一時は「少なくとも6人の隠し子が存在」と言われ、江蘇省無錫市の計畫生育局が調(diào)査に乗り出した。調(diào)査結(jié)果が公表されないまま半年が経った昨年12月、監(jiān)督自身が違反を認(rèn)め、2男1女の存在を明らかにした。

9日、無錫市の計畫生育局が中國版ツイッターの公式ページで、チャン監(jiān)督に向けて罰金徴収する決定書を送付したと発表。金額は子供3人分で748萬7854元（約1億3000萬円）とされている。この罰金は決定書を受け取ってから30日以內(nèi)に一括納付する義務(wù)があり、履行されない場合は滯納金が加算される。

チャン監(jiān)督への罰金額については、もし10人近い隠し子がいた場合、1億6000萬元（約27億円）にのぼるとも報道されていた。罰金額の決定については、子供3人が生まれた當(dāng)時、チャン監(jiān)督と現(xiàn)夫人は結(jié)婚しておらず婚外子だったこと、さらに複數(shù)の子供がいたことも悪質(zhì)性が高いとして、通常より多い金額が加算されている。

「社會扶養(yǎng)費」の決定については、子供が生まれる前年度の両親の収入がベースとなっている。チャン監(jiān)督の場合、1億円を超える年もあれば、わずか2760元（約5萬円）の年もあり。中國を代表する映畫監(jiān)督として、「そんな金額のわけがない」とネット上では早速、疑問の聲も聞かれる。これに対しチャン監(jiān)督は、「作品がなく、腳本を練っているだけの1年なら、そういう事態(tài)もあり得る」と説明している。（翻訳?編集/Mathilda）