自信と劣等感の間で揺れ動く中國、日清戦爭の敗戦コンプレックスから抜け出せ―中國紙

Record China    2014年1月10日(金) 23時56分

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10日、環(huán)球時報は社説で、「成長著しい中國は日本との立場を逆転させた」とした上で、120年前の日清戦爭における敗戦コンプレックスから抜け出し、自信と劣等感の間で揺れ動くべきではないと呼び掛けた。寫真は中國甲午戦爭(日清戦爭)博物館。

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2014年1月10日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日報系の環(huán)球時報は社説で、日中両國の外交戦が本格化し、妥協(xié)を許さない様相を呈している背景には、今年が甲午(きのえうま)であり、同じ甲午の120年前に中國が日本との海戦(日清戦爭を指す)に慘敗したことが心理的暗示となっていると指摘した。

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社説では、中國人が持つ“甲午コンプレックス”として、(1)120年前の海戦に敗れたことによる報復(fù)心理、(2)新しい戦爭が始まりかねないことへの不安心理、(3)日中間の敵対関係は歴史的地理的要因によるもので、たとえその関係に変化が起きたとしても一時的なものだという認(rèn)識、の3つを指摘した。

社説ではまた、「世界の舞臺で、かつてエキストラにすぎなかった中國は冷戦で脇役へ、さらに現(xiàn)在は主役級へと進(jìn)んだ。かつて主役級だった日本は脇役に退いている」とした上で、「成長著しい中國の前で、日本はアジアの二流國家の地位に甘んじることになるだろう」と指摘。中國は軍事衝突を通じて心理的優(yōu)位性を確立する必要はなく、國內(nèi)の改革と対外開放に専心し、その「ついで」に日本との摩擦に対処していけばよいと強(qiáng)調(diào)した。(翻訳?編集/NY)

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