日本の輸出管理強化を「楽々克服」した韓國、一方で殘された「難題」も

Record China    2020年6月26日(金) 6時40分

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25日、日本政府による半導(dǎo)體材料の韓國向け輸出管理の強化措置から約1年が過ぎた。韓國メディア?ザスクープは「危機は意外と簡単に克服された」としつつも「殘された難題」について報じている。寫真は橫浜港。

2020年6月25日、日本政府による半導(dǎo)體材料(フッ化水素?フォトレジスト?フッ化ポリイミド)の韓國向け輸出管理の強化措置から約1年が過ぎた。韓國メディア?ザスクープは「國難と言われた危機は意外と簡単に克服された」としつつも「殘された難題」について報じている。

記事によると、日本による輸出管理強化直後、韓國の半導(dǎo)體?ディスプレー業(yè)界では素材の供給不足により生産に支障が出ることが懸念されていた。しかし、韓國政府が迅速に「素材?部品?裝備の競爭力強化対策(管理強化対象となった3品目に加え、半導(dǎo)體?ディスプレー?自動車?電気電子?機械金屬?基礎(chǔ)科學(xué)の6大産業(yè)の100品目の競爭力を上げ、供給安定性を確保することを骨子とする)」を打ち出したことで大きな影響はみられなかった。サムスンディスプレーやLGディスプレーなど業(yè)界を代表する企業(yè)は「持続的な國産化と輸入先の多角化で安定的な供給網(wǎng)を確保したため、日本の措置による打撃は大きくない狀況」と話しているという。

國産化では、SKマテリアルズが最近、韓國內(nèi)で初めて気體の高純度フッ化水素の量産に成功したと発表した。業(yè)界関係者は「検証を経て歩留まりを向上させる過程が殘っているが、代替が難しいとされていた高純度フッ化水素ガスの量産に成功したことで素材?部品?裝備産業(yè)に明るい未來が期待できる」と話したという。

記事は「懸念に反し、韓國の素材?部品?裝備産業(yè)の自立化は順調(diào)だということ」としつつも、「産業(yè)育成を急ぎ過ぎて楽な近道を選んでしまってはいないか」と指摘している。昨年に韓國政府が対策を打ち出した際、一部から「企業(yè)間の不均衡拡大を警戒すべき」との指摘が出ていたという。記事は「韓國では大企業(yè)が需要を獨占しており、直接コントロールできる専屬取引企業(yè)を中心に排他的な生態(tài)系が形成される可能性が高い」とし、「実際に昨年の1年間に分野で成果を上げたのは大企業(yè)のみで、中小企業(yè)がどれだけ支援を受けているかは確認できない」としている。専門家も「韓國で中小企業(yè)は自ら研究?開発(R&B)することが難しく、大企業(yè)の指示で開発するか、大企業(yè)が開発して設(shè)計図を渡すシステムがほとんど。専屬的な取引をしてきた企業(yè)でなければ、自ら技術(shù)を開発しても大企業(yè)に使ってもらえない。両極化が深刻で、これが素材?部品?裝備産業(yè)が成長できない理由だ」と指摘したという。

最後に記事は「短期的に供給安全性を高めるよりも、素材?部品?裝備産業(yè)が長期的に成長できる健全な生態(tài)系を作ることが重要」とし、「韓國で最終財を作る産業(yè)のみが発展し、素材?部品?裝備産業(yè)が発展できなかった理由をもう一度考えてみるべきだ」と呼び掛けている。

これについて韓國のネットユーザーからは「克服したと言うのはまだ早い」「今は克服したように見えても、基礎(chǔ)産業(yè)に投資しないとまた同じ危機に直面することになる」などの聲が上がっている。

その他「政府はなぜ『韓國の完全勝利』と言いつつ日本に『規(guī)制を戻そう』と催促しているの?実際は日本の優(yōu)秀な素材が必要なのでは?」「日本以外の國から輸入することで価格的な損害は出ていないの?」などの聲も上がっている。(翻訳?編集/堂本

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