2014年1月11日、中國のチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督が、一人っ子政策違反により罰金748萬7854元（約1億3000萬円）の支払いを命じられた。この金額について、ニューヨーク?タイムズ紙やウォール?ストリート?ジャーナル紙といった海外メディアも驚きの聲を上げている。捜狐網(wǎng)が伝えた。

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中國映畫界の巨匠チャン?イーモウ監(jiān)督に昨年、一人っ子政策への違反疑惑が浮上した。現(xiàn)夫人の本籍地、江蘇省無錫市の計畫生育局が調(diào)査に乗り出したが、半年間を経ても結(jié)果が公表されないまま。しかし社會からの批判の聲が高まる中、昨年12月に監(jiān)督自身が違反を認め、2男1女の存在を明らかにした。

計畫生育局は今月10日、チャン監(jiān)督に対し、罰金にあたる「社會扶養(yǎng)費」を子供3人分で748萬7854元（約1億3000萬円）支払うよう決定書を送付?！干鐣鲳B(yǎng)費」の金額は、該當する子供が生まれた前年度の両親の収入がベースとなるが、高収入のチャン監(jiān)督が命じられた金額は過去最高の異例の數(shù)字となった。

この決定を受けて、米ニューヨーク?タイムズ紙、英BBCやガーディアン紙など、海外メディアも一斉に報道。高額罰金について驚きの聲を上げている。ウォール?ストリート?ジャーナル紙は、「チャン監(jiān)督は裕福なので、この金額はわけなく支払えるというのが、中國のネットユーザーたちの見解だ」と報じている。

チャン監(jiān)督の騒動により「社會扶養(yǎng)費」とは何か、再び注目されることに。計畫生育局では「公共サービスや社會事業(yè)に使用される」と説明しているが、ネットユーザーの間からは「具體的に何を指すのか分からない」と不満の聲も大きい。なお、チャン監(jiān)督への罰金額について、大手ポータルサイトが実施したアンケート調(diào)査では、「重過ぎる」と答えた人が43％、「軽過ぎる」は32．9％、「ちょうどいいと思う」は12．3％だった。（翻訳?編集/Mathilda）