2020年6月29日、観察者は、遼寧省大連市の商店で刃物を持った強(qiáng)盜をビール瓶6本でノックアウトした男性の正當(dāng)防衛(wèi)が認(rèn)められたと報(bào)じた。

記事は、同市のコンビニエンスストアで17日早朝、刃物を持った男が店內(nèi)にやって來(lái)て店員に金銭を出すよう要求したと紹介。店員の男性は男をなだめるようにしながらレジを開け、現(xiàn)金を取り出そうとしたと伝えた。

そして、男が刃物を店員の首にあてがおうとしたところ店員が反撃に出て2人はもみ合いになったと説明。店員は片手で男の手首をつかみながら、もう片方の手でレジ前に並んでいたビール瓶を持つと、男の頭を力いっぱい毆った。店員は2本、3本と立て続けにビール瓶で男の頭を毆り続け、6本毆ったところで店外に避難した。

男はふらつきながら店員を追いかけようとしたが、相當(dāng)なダメージを受けていたようで足元がおぼつかない。瓶を1本つかんで逃げる店員に投げつけるも當(dāng)たらず、もう1本持ったもののすぐに落として割ってしまった。そして、床に散亂したビールに足を滑らせて転倒し、うずくまってしまった。

記事は、現(xiàn)地の公安當(dāng)局がSNS上でこの事件の捜査結(jié)果を明らかにし、男をその場(chǎng)で逮捕したこと、そして男にビール瓶の雨を浴びせた店員について「手を傷つけられたのち、ビール瓶で反撃して正當(dāng)防衛(wèi)を行った」と認(rèn)定したことを発表したと伝えている。（翻訳?編集/川尻）