中國のコラムサイト「百家號」に6月30日、中國と日本の主食を比較したところ、日本人が長壽である理由が分かったとするコラムが掲載された。著者は美食コラムニストの梅依舊氏。

同氏は、「美食大國である中國にとって、さまざまな美食の中でも米は最も多く食されている主食である」と紹介?！该资长现苻x諸國にも影響を與え、日本でもよく食されているが、同じ米食で同じく高炭水化物なのに、日本人は高血圧、高血脂、高血糖の3高が少なく、痩せている」と指摘し、日中の米食の違いを分析した。

まず、中國人の米食について、「テーブルに多くのおかずを並べてご飯と一緒に食べる」と紹介?！袱长Δ筏郡氦巷L(fēng)味を増すような味を追求するため、大量の調(diào)味料や油脂を加える。しかし、これらは健康的ではなく、脂肪が體內(nèi)に蓄積され肥満になりやすい」とした。

一方、日本人の米食については、「同じくおかずと合わせてご飯を食べるが、魚類や海鮮、野菜、豆製品などと一緒に食べ、カロリーを制御して少量を食する」と紹介?！铬★垽洳铦nけ、卵かけご飯など、日本獨(dú)特の米食の方法がある」と中國との違いを指摘した。

同氏は、日本人が長壽な理由について「薄味」という日本食の特徴があると分析。「さまざまな食材を使用しているので多様性は確保されているが、味付けは薄く、健康的だ。この點(diǎn)、中國では濃い味付けが好まれ、塩や油が多く使用されるのが普通であり、高塩分は高血圧やその他の疾病を引き起こしやすい」としている。

その上で、日本人の長壽の秘訣（ひけつ）として「三高五低七分腹」の習(xí)慣が関係していると分析?！溉摺工趣稀父撙郡螭绚⒏呖嵕S質(zhì)、高鮮度」の食べ物のことだとし、「五低」とは「低脂肪、低塩分、低糖分、低コレステロール、低刺激」、「七分腹」とは食べ過ぎずに七分程度を適量とすることを原則とすることだと説明した。

同氏は、「日本人の飲食は世界でも異なる性質(zhì)のものを併せ持つものである。種類が豊富で手が込んでおり、栄養(yǎng)バランスが良く、おいしくて、量は少なく、塩も油も少なくて薄味、海鮮や野菜、たんぱく質(zhì)を毎日摂取し、カロリーは高過ぎない。これこそが健康的な食事だ」とし、「どうりで日本人は長壽な民族なわけだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）