2014年1月14日、中國中央テレビは、沖縄県石垣市議會が2010年に條例で定めた「尖閣諸島開拓の日」の記念式典が今年も行われたと伝えた。京華時報が15日付で伝えた。

【その他の寫真】

報道によると、石垣市民會館で開かれた式典には、沖縄県と石垣市の職員などが出席。同市の中山義隆市長は、「尖閣諸島は日本固有の領(lǐng)土である」とした上で、尖閣諸島問題に斷固とした態(tài)度を取るよう政府に要請した。

安倍晉三首相もあいさつ文を送り、尖閣諸島に領(lǐng)有権爭いは存在しないとの立場をあらためて言明した上で、中國公船による領(lǐng)海侵入や防空識別圏設(shè)定を受け入れることは決してできないと述べた。

1895年1月14日、當(dāng)時の日本政府は、尖閣諸島を日本領(lǐng)へ編入することを閣議決定した。

中國中央テレビは、「『開拓』という言葉は植民地拡張の“代名詞”に過ぎない」とした上で、「1月14日は、開拓の日ではなく搾取の日だ。この日を記念することは歴史に逆行し、第二次世界大戦後の國際秩序に挑戦する危険な行為だ」と批判した。（翻訳?編集/NY）