伝説は本當(dāng)だった！古代禹城遺跡発掘中―安徽省ボン埠市

2007年5月21日、安徽省ボン埠市では現(xiàn)在「禹城」遺跡の発掘作業(yè)がおこなわれている。司馬遷の史記にも登場する禹は大禹と呼ばれ、古代中國の治水事業(yè)に心血を注いだといわれる伝説上の人物であり、中國人からは神と同格にあがめられている。

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今年5月、中國社會科學(xué)院考古學(xué)研究所が正式に発掘調(diào)査に乗り出したこの「禹城」遺跡は、中國夏王朝の創(chuàng)始者禹の居城で紀(jì)元前2000年頃のもの。ボン埠市西郊外の渦河と淮河が交わる禹會村にある。遺跡の規(guī)模は50萬平方メートルと広大なもので、すでに発掘現(xiàn)場からは竜山文化の土器も多數(shù)出土している。

5月19日、発掘現(xiàn)場では清代末期の墓が発見された。社會科學(xué)院考古學(xué)専門家によると、この墓が造られたため貴重な遺跡の1部分が破壊されたことは殘念だが、この墓の発掘により遺跡地下層の構(gòu)造が明確になったと説明している。

発掘調(diào)査チームは今後「禹城」の建築物に関する出土品に期待しており、伝説にある「大禹、諸侯に會う」の場所を明らかにしたいと意気込んでいる。（翻訳/編集本郷智子）