2020年7月6日、韓國?ヘラルド経済によると、韓國で最近起きた新型コロナウイルスの集団感染はすべて「GH遺伝型」であることが分かった。

世界保健機関（WHO）は、遺伝子の塩基配列の違いによるアミノ酸の変化を基準に、新型コロナウイルスを「S?V?L?G?GH?GR?その他」の7タイプに分類している。

記事によると、韓國の防疫當局は同日、韓國內(nèi)の新型コロナウイルス感染癥患者から検出したウイルス526件の遺伝子塩基配列を分析した結(jié)果、GHグループが333件（63．3％）と最も多く、Vグループ127件、Sグループ33件、GRグループ19件、Gグループ10件、その他が4件が続いたと発表した。Sグループは流行初期の入國者、中國?武漢からの入國者などで、Vグループは大邱（テグ）の新天地教會など、Gグループはいずれも海外入國者の事例だったという。

韓國中央防疫対策本部のチョン?ウンギョン本部長は「今年4月初め以前には主にSとVグループが確認された。5月初めの梨泰院のクラブと大田の訪問販売企業(yè)の集団感染など最近の発生事例ではGHグループに屬するウイルスが検出された」と説明した。

米國研究チームの最近の発表で変種のGHグループの感染の伝播速度は最高で6倍速いという研究結(jié)果が出ていることから、韓國政府は「さらなる研究が必要」と慎重な立場を示しているという。

これを受け、韓國のネット上では「なんで海外からの入國を禁止しないの？いくら國內(nèi)で頑張っても意味ない」「文大統(tǒng)領(lǐng)の対応はGHウイルスよりも恐ろしい」「2次感染拡大は政府のせい。4月に國民の緊張を緩和させ、5月の連休で景気を良くしようと消費をあおった」「これが韓國政府の誇るK防疫？」など政府への批判的な聲が上がっている。

また、「最近はもう、コロナのニュースに驚かなくなった…」「つまりワクチンは作れないってことだよね。完成しても変異したら無駄骨」などの聲も上がっている。（翻訳?編集/松村）