2014年1月16日、ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）中國(guó)語(yǔ)電子版は、記事「慰安婦―かつて蹂躙（じゅうりん）された女性の苦悩を歴史に殘せ」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

93年に入ると、河野洋平內(nèi)閣官房長(zhǎng)官（當(dāng)時(shí)）は政府を代表し、慰安婦問(wèn)題に対する日本軍の関與を認(rèn)める談話を発表した。しかしながら、慰安婦被害者による補(bǔ)償請(qǐng)求はすべて失敗に終わっている。裁判では、日本軍の関與?強(qiáng)制性等の加害事実や元慰安婦の被害事実は認(rèn)定されたものの、いずれの裁判でも賠償請(qǐng)求は「消滅時(shí)効」などの理由で棄卻された。

慰安婦たちは補(bǔ)償を認(rèn)められなかっただけでなく、この問(wèn)題を否定もしくは曖昧化しようとする日本國(guó)內(nèi)の一部の言論により、その被害者としての地位も疑問(wèn)視されてきた。慰安婦問(wèn)題に対する認(rèn)識(shí)は、日本と周辺諸國(guó)の間で常に食い違いを見(jiàn)せている。こうしたことから慰安婦訴訟は、日本と周辺諸國(guó)の外交論戦へと発展してきた。最近では、日本の右翼団體?日本維新の會(huì)の橋下徹共同代表が「當(dāng)時(shí)、慰安婦制度が必要だったことは誰(shuí)でもわかる」と発言。中國(guó)や韓國(guó)などアジア諸國(guó)をはじめ、米國(guó)からも批判を浴びた。

慰安婦の名譽(yù)回復(fù)への努力は困難を極めている。一方で、慰安婦問(wèn)題に対する國(guó)際社會(huì)の認(rèn)識(shí)も広がりつつある。國(guó)連は90年代以降、慰安婦問(wèn)題に関する報(bào)告書(shū)を何度も発表。日本に対し、法的責(zé)任を認(rèn)め、被害者に謝罪と補(bǔ)償を行うよう促してきた。國(guó)際労働機(jī)関（ILO）も慰安婦は「性奴隷」であり人権違反だと認(rèn)定した。被害國(guó)ではない米國(guó)とカナダでさえ、07年に慰安婦決議案を可決した。被害者の多い臺(tái)灣やフィリピン、韓國(guó)でも決議案が可決され、日本に謝罪を求めている。

韓國(guó)政府が今回、舊日本軍の慰安婦関連資料をまとめ、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）の世界記憶遺産に登録する計(jì)畫(huà)を推進(jìn)していることは、緊張が続く日本との政治的関係と無(wú)関係ではないはずだ。生存する元慰安婦はわずかだ。かつて性の蹂躙を受け、その名譽(yù)が回復(fù)されていない彼女たちにとって、歴史がその苦しみを記憶することは、特別な意義があるに違いない。（翻訳?編集/NY）