2020年7月8日、新浪軍事は、露スプートニクの記事を引用し、中國の新型ステルス戦闘機(jī)が來年にもテスト飛行すると伝えた。

記事によると、ロシアの軍事専門家は「中國は現(xiàn)在何種類かの次世代戦闘機(jī)を研究開発している。新型ステルス機(jī)のテスト飛行に関するニュースは、中國が戦闘機(jī)能力を積極的に増強(qiáng)していることを示している」との見方を示している。

中國が研究開発している戦闘機(jī)について、記事は「まず、J-20とJ-31をベースにして新たに研究開発した改良製品、及び異なるタイプの無人機(jī)」があると紹介?！钢袊悉长欷蓼扦趣先悿胜氲?世代戦闘機(jī)を何年もの時(shí)間を費(fèi)やして研究開発している。多くの國が第6世代戦闘機(jī)を研究開発しているが、いつ飛行テストができるかは未知數(shù)だ」としている。

その上で、「新たな戦闘機(jī)の研究開発には大量の人力と物量が必要で、しかも多くの時(shí)間がかかる」と指摘。J-31は長年にわたってテスト段階であり、J-20も改良が絶えず行われているため、「性能を向上させた新たなエンジンと改善した航空電子設(shè)備を搭載したJ-20をテストする可能性もある」としている。

また、「中國はJ-31をベースにした垂直離著陸機(jī)の研究開発を長年行っている」と説明?！袱猡纷钚陇螒殛L機(jī)のテスト飛行に関するニュースの指す戦闘機(jī)がこのタイプの戦闘機(jī)であるならば、それは非常に重大な意義があり絶妙なタイミングのニュースと言える。『絶妙なタイミング』と言うのは、中國は075型大型強(qiáng)襲揚(yáng)陸艦を3隻建設(shè)中で、そのうち2隻すでに進(jìn)水させているからだ」とした。

記事は「テスト期間などを考慮すると23年か24年に就役する見込み。垂直離著陸機(jī)のテストが來年から始まるとすれば、テストは4～5年かかることが予想される」とも指摘。そのため、「075型大型強(qiáng)襲揚(yáng)陸艦が完成すれば、この垂直離著陸機(jī)を使用できる。そうすれば中國は3隻の軽空母を持つことになる。これは日本の軽空母いずも型よりも數(shù)が多くなる」とした。さらに、「ジブチにある中國軍基地には滑走路がないものの、垂直離著陸機(jī)なら配備することが可能になる」としている。

さらに記事は、中國の次世代戦闘機(jī)は輸出の可能性も高いと分析。「多くの國が強(qiáng)襲揚(yáng)陸艦を準(zhǔn)備しており、軽空母としての使用を考えているほか、軽空母の建造を検討している國もある。コストパフォーマンスが高くはなく、米國をあまり信頼していないため、一部の國は米國のF-35Bを購入せず、中國の戦闘機(jī)がその代替品となるだろう」と論じた。（翻訳?編集/山中）