韓國(guó)最高裁は5日、元夫を殺害して遺體をバラバラにし、各地に遺棄した女に無(wú)期懲役の判決を言い渡した。人民日?qǐng)?bào)系の海外網(wǎng)が伝えた。

済州島で暮らしていたコ?ユジョン被告は専業(yè)主婦だった。元夫殺害のために周到に計(jì)畫(huà)し、犯行後は遺體をバラバラに切斷して、各地に遺棄して回った。科學(xué)の専門(mén)知識(shí)があった同被告は、特殊な薬品によってDNAの痕跡を消したとみられる。その高度な手口と殘忍さは韓國(guó)中を震撼させ、現(xiàn)地メディアは「完全犯罪」と形容した。

警察の調(diào)べによると、今年5月25日、コ被告は済州島にあるリゾートホテルで元夫に睡眠薬を飲ませて眠らせた後、刃物で繰り返し刺して殺害。數(shù)日後、コ被告は遺體をバラバラにし、箱に入れて數(shù)回に分けて運(yùn)び出した。そして、船で移動(dòng)する際に遺體の一部を海に投げ込んだほか、仁川に移動(dòng)してごみ収集場(chǎng)に捨てるなど、小分けにして複數(shù)の場(chǎng)所に遺棄したとされる。

コ被告は元夫が自分に性的暴行を加えようとしたとし、抵抗した際に誤って刺してしまったと主張。元夫の攜帯電話から自分の攜帯電話に「衝動(dòng)的だった。警察には通報(bào)しないでくれ」というメッセージが送られていることも示したが、最高裁は「信ぴょう性がない」と判斷。元夫による性的暴行の証拠は見(jiàn)つからず、メッセージは証拠を偽造するためにコ被告自ら送ったものだとした。

コ被告はインターネットで「殺人の道具」や「死體分解、死體遺棄」などと検索していたほか、事件前に、睡眠薬、刃物、漂白剤、ゴム手袋、洗剤、洗面器などの道具を購(gòu)入していた。購(gòu)入した際にはポイントを貯めた上、犯行に使用したとみられる一部の商品を店に返品していたという。

報(bào)道によると、警察は元夫とみられる人骨からDNA情報(bào)を採(cǎi)取できなかった?；瘜W(xué)が専攻だったコ被告が何らかの薬物を使い、遺體からDNAの痕跡を消したとみられている。

地元警察は、コ被告の殺人には計(jì)畫(huà)性があり、精神疾患はないと判斷。動(dòng)機(jī)は「元夫が自分の新たな結(jié)婚生活を妨害した」という思いからであるとした。コ被告は元夫と離婚し、息子の養(yǎng)育権を得たが、この2年間、元夫を息子に會(huì)わせず、元夫が裁判所に提訴した。裁判所は5月25日に親子を會(huì)わせるようにとの判決を下し、その日に事件が発生した。（翻訳?編集/北田）