2020年7月8日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトによると、米國のポンペオ國務(wù)長官が世界保健機(jī)関（WHO）について「最も無能な組織」と批判した。

記事によると、米國務(wù)省および米國の國連駐在関係者が「すでにグテーレス國連事務(wù)総長に対し、來年7月6日にWHOを脫退するという正式な通知を出した」と明かした。

米國のWHO脫退通知について同長官は8日に事実であることを認(rèn)めるとともに、WHOを「最も無能な組織」と批判したという。さらに「わが國は長年WHOに資金援助をして來たが、新型コロナウイルス対策で力を発揮しなかった。かつてのSARSやエボラ出血熱でも良い働きはしていないかった。わが國にはWHOのサポートを続ける理由はない」とし、WHOを「金銭を浪費(fèi)し、人命を損なう組織だ」と斷じたという。

新型コロナウイルス対策を擔(dān)當(dāng)するWHOのデビッド?ナバロ特別代表は8日、米國のWHO脫退について「米國のサポートがなければ、世界のウイルス撲滅に向けた努力に大きな影響が出ることになる」とし、新型コロナの狀況について今後6カ月間で「さらに悪化する可能性がある」との懸念を示した。

また、ドイツ政府報(bào)道官も同日の記者會(huì)見で「われわれに必要なのは協(xié)力を減らすことではなく、もっと國際協(xié)力してこの伝染病に抗うことだ。WHOの働きは素晴らしい。特にこの特殊な時(shí)期において、WHOに対するサポートや十分な資金を與えることはとても重要だ」とコメントしたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）