2014年1月20日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は、安倍晉三首相の今年の外交政策について、「昨年に引き続き、各國(guó)と協(xié)力して中國(guó)包囲網(wǎng)を作ることだ」と指摘した。

【その他の寫真】

安倍首相は「中國(guó)脅威論」を前面に打ち出して、東南アジア各國(guó)や韓國(guó)と連攜して中國(guó)包囲網(wǎng)を築こうとしている。しかしながら、東南アジア各國(guó)が無條件で日本の指揮下に入ることは決して容易ではない。最も分かりやすい例を挙げると、昨年12月に開催された東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）加盟10カ國(guó)との特別首脳會(huì)議で、參加國(guó)が難色を示したことにより、中國(guó)の防空識(shí)別圏設(shè)定に対する共同聲明の最終案から日本が打診した「安全保障上の脅威」という文言が削除された。

韓國(guó)は日本が同盟を結(jié)ぶ米國(guó)の盟友である。日本と韓國(guó)はしっかりとしたパートナー関係を結(jié)べるはずなのだが、樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)は就任直後から安倍首相を無視し続けているだけでなく、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)との會(huì)見では竹島問題と従軍慰安婦問題について言及し、被害者と加害者の立場(chǎng)は1000年たっても変わらないと訴えた。樸大統(tǒng)領(lǐng)は続く歐州歴訪でも、「安倍首相とは會(huì)わない」と明言したほか、日本の指導(dǎo)者に基本的なものの見方を変えるよう強(qiáng)く求めた。さらに北京では、伊藤博文を暗殺した韓國(guó)の英雄?安重根（アン?ジュングン）の記念碑を黒竜江省ハルピン市に建設(shè)することを提案し、19日にハルビン駅に安重根記念館が設(shè)立された。

日本政府は韓國(guó)を中國(guó)包囲網(wǎng)に引き入れようとしたが、中國(guó)の外交戦略により、その試みは暗礁に乗り上げた。このため、一部の怒れる日本の論客たちは、韓國(guó)と樸大統(tǒng)領(lǐng)を激しく非難し、同大統(tǒng)領(lǐng)の外交を「おばさん外交」と揶揄（やゆ）している。（翻訳?編集/本郷）