2020年7月15日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)によると、同國(guó)中部の行政區(qū)?忠清北道（チュンチョンプクト）が、かつて大統(tǒng)領(lǐng)の別荘として使われた青南臺(tái)（チョンナムデ）に設(shè)置された全斗煥（チョン?ドゥファン）元大統(tǒng)領(lǐng)と、盧泰愚（ノ?テウ）元大統(tǒng)領(lǐng)の銅像を撤去する方針を決めたことに賛否両論が上がっている。

忠清北道は5月、両大統(tǒng)領(lǐng)が過(guò)去に禁固以上の刑を受けたことを理由に、「禮遇を受ける資格がない」として銅像を撤去する方針を決めた。この方針に、保守団體からは「忠清北道が観光客誘致のために青南臺(tái)の名所化事業(yè)として銅像を建てたのに、特定団體の要求に動(dòng)かされて銅像を無(wú)くそうとしている」と反発が上がった。

全斗煥元大統(tǒng)領(lǐng)の指示で1983年に忠清北道の清州（チョンジュ）市に建設(shè)された青南臺(tái)は、2003年4月に管理権が忠清北道に移譲し、一般開(kāi)放されるようになった。15年1月には全斗煥、盧泰愚元大統(tǒng)領(lǐng)など10人の歴代大統(tǒng)領(lǐng)の銅像が建てられた。また、青南臺(tái)を訪れたことがある歴代大統(tǒng)領(lǐng)の名前を冠した遊歩道も整備されている。

忠清北道地域の市民団體約10団體が立ち上げた「忠清北道5?18民衆(zhòng)抗?fàn)幱浤钚惺挛瘑T會(huì)」は5月、忠清北道の知事と面談。「軍事反亂を起こした歴史の罪人を美化することは恥ずかしいことだ」として、両大統(tǒng)領(lǐng)の銅像の撤去などを求めた。

これを受けて忠清北道は諮問(wèn)委員會(huì)を開(kāi)き、銅像などの撤去を決定。近く撤去作業(yè)に著手する方針だが、この決定が不當(dāng)であると主張する保守団體は「像を撤去したからといって、過(guò)去が消えるわけではない。過(guò)った歴史を反省する教育の場(chǎng)とすることが正しい」と主張。「1體作るのに約1億4000萬(wàn)ウォン（約1200萬(wàn)円）掛かった像を撤去することは、予算の無(wú)駄にもなる」と話している。

このニュースに、韓國(guó)のネットユーザーからは「撤去は當(dāng)然。自國(guó)をめちゃくちゃにした者の銅像なんて必要ない」「このような銅像がまだあるの？無(wú)くすべきだ」「加害者が禮遇されるのはおかしい」などと撤去に賛同する意見(jiàn)がある一方、「2人の功績(jī)は大きい。撤去しては駄目だ」「歴史的に良い物も悪い物も殘すべきだ。悪いと言って全て排除していたら、何から學(xué)べば良いのか？」「歴史教育のために殘すべき」などと反対するコメントも寄せられており、ネット上でも意見(jiàn)は分かれている。

その他、「撤去にも金がかかる。使わなくてもいい所に稅金を使っている」「そもそも生きている人の銅像を建てるというのはいかがなものか」「銅像は歴史的評(píng)価を受けた後に建てるものだ」「建ててしまったこと自體が誤り。初めから間違っていた」といった聲も上がっている。（翻訳?編集/関）