世界一のトヨタも中國では5位圏外、原因は「現(xiàn)地化の遅れ」―中國メディア

Record China    2014年1月22日(水) 6時30分

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20日、中國は世界最大の自動車市場であり、世界の自動車メーカーのすべてが中國での新車?新技術(shù)投入を重視している。寫真は東京國際モーターショー。

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2014年1月20日、中國は世界最大の自動車市場であり、世界の自動車メーカーのすべてが中國での新車?新技術(shù)投入を重視している。経済日報が伝えた。

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一部の自動車メーカーは中國人消費(fèi)者のニーズに積極的に応じ、現(xiàn)地に適した新車もしくはモデルチェンジ車を発売し、今日の急速な販売増を記録している。これとは対照的に、トヨタは前進(jìn)が遅れている。トヨタは新技術(shù)?新製品を中國に投入しておらず、販売が減少するのも當(dāng)然だ。トヨタと合弁先との信頼度もまた、中國での発展にある程度の影響を及ぼしている。

フォルクスワーゲン、9年ぶりに首位の座に返り咲く

このほど発表された海外自動車メーカーの中國販売ランキングによると、DSGリコールによる影響を受けながらも、フォルクスワーゲン(VW)は327萬臺の販売臺數(shù)によりライバルのゼネラル?モーターズ(GM)を抜き、9年ぶりに首位の座に返り咲いた。ステアリングの問題によりリコールを?qū)g施したフォードも49%の増加率により、93萬6000臺の販売を記録した。2012年の世界販売ナンバーワンに輝いたトヨタは、中國市場での販売臺數(shù)が91萬7500臺にとどまり、初めてトップ5から脫落した。

トヨタの中國市場における業(yè)績を分析すると、これには深い原因があることが分かる。昨年下半期にマーケティングの取り組みを経て、日本車の多くは力強(qiáng)い回復(fù)を?qū)g現(xiàn)した。日産の昨年の中國販売臺數(shù)は17%増の126萬臺に、ホンダは25%増の75萬臺に達(dá)した。トヨタの遅れの內(nèi)在的な原因は、主に中國市場における「現(xiàn)地化」の不足だ。

中國は2009年に世界最大の自動車市場になった。世界の自動車メーカーのすべてが、中國での新車?新技術(shù)投入を重視している。VWはこのほど現(xiàn)地化戦略を全力で推進(jìn)し、ラビダ、グランラビダ、パサート、サギター、トゥーランなどの、中國人消費(fèi)者のニーズに合った新車もしくはモデルチェンジ車を発売し、今日の急速な販売増を記録している。保守的なことで知られるホンダも、販売低迷を受け、昨年になり中國戦略を調(diào)整した。第9世代アコード、中國専用モデルのCRIDER、合弁會社の自主ブランド「新理念」を発売し、「FUNTEC」と呼ばれる新技術(shù)を投入した。これによりホンダは、いわゆる「力強(qiáng)い回帰」を?qū)g現(xiàn)した。

トヨタが中國で生産している車種は10以上に達(dá)するが、これらの車種の多くは古いモデルで、市場のニーズに合っていない。発売から6年以上が経つカローラが典型的な例で、2010年にマイナーチェンジ後のモデルを発売しただけだ。新型カローラは、今年下半期に中國市場でようやく発売される。歐米や日本では、新型カローラはレンタカーにも提供されているほどだ。

製品と技術(shù)は表面的な問題であるが、その裏面からはトヨタと中國の合弁先の関係が反映される。トヨタと合弁先の間では、近年特に目立った対立や衝突は発生していないが、トヨタと合弁先の2社の信頼関係が弱いことは、業(yè)界內(nèi)ではよく知られていることだ。トヨタは長年に渡り自社の製品と技術(shù)面の強(qiáng)みを利用し、南北の戦略展開により、中國企業(yè)間?地方政府間の競爭の実益を形成し、莫大な利益を創(chuàng)出した。しかしVWやホンダを含む各社が中國市場における戦略を見直し、中國をかつてないほど重視し、合弁先との信頼関係を強(qiáng)化するなか、トヨタのこのような戦略は時宜にかなっていない。

トヨタの北田真治?元中國総経理はかつて、「トヨタの中國本土の事務(wù)は、日本本社で少なくとも5回の會議を開かなければ決定されない」と不満を漏らしたことがある。膨大な機(jī)構(gòu)、複數(shù)レベルの役員、低い執(zhí)行効率など大企業(yè)に特有の病に対して、トヨタは新たな役員人事を発表し、「現(xiàn)地化を徹底し、積極的かつ効率的に方針を決定する」と宣言した。しかし現(xiàn)在の業(yè)績を見ると、トヨタのこの改革はまだ奏功していないようだ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/武藤)

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