2020年7月16日、環(huán)球時(shí)報(bào)は「ステルス戦闘機(jī)の時(shí)代に、どうしてなおも『ドッグファイト』が必要なのか」とする記事を掲載した。

記事は、近ごろネット上で中國(guó)空軍が近距離の空中戦闘訓(xùn)練を行う動(dòng)畫(huà)が拡散し、注目を集めるとともに「どうして今の時(shí)代に『ドッグファイト』の訓(xùn)練をする必要があるのか」という疑問(wèn)の聲も出たことを紹介した。

その上で、軍事専門(mén)家の張學(xué)峰（ジャン?シュエフォン）氏が「一部の國(guó)ではすでにステルス戦闘機(jī)が配備されているものの、近距離の空中戦訓(xùn)練は戦闘機(jī)パイロットにとっては必修科目であることに変わりない」と語(yǔ)り、「ドッグファイト」訓(xùn)練がパイロットの作戦意識(shí)を培い、戦闘機(jī)の飛行性能を把握し、狀況把握能力を高めるのに役立つとしたことを伝えた。

張氏はまた、第5世代戦闘機(jī)や中距離空対空ミサイルの出現(xiàn)により交戦距離は視界內(nèi)から視界外にまで拡大したとする一方で、必ずしも接近戦が歴史の舞臺(tái)から消え去るわけではないと指摘。第4世代と第5世代の戦いであれば、第5世代が視界外から有利に戦いを展開(kāi)することができるが、第5世代同士の戦いとなると、戦闘機(jī)のレーダーが視界外にて敵機(jī)を確かに捉えられるか、レーダー誘導(dǎo)中距離空対空ミサイルがステルス性能を持つ目標(biāo)を確実に攻撃できるかが未知數(shù)だと説明した。

そして、視界外で解決できないとなれば、パイロットはやりたくなくてもやはり視界內(nèi)での接近戦を展開(kāi)する必要があるのだとしている。（翻訳?編集/川尻）