2020年上半期に中國(guó)の蕓能界で起こった重大事件について、ニュースサイトの捜狐（SOHU）がネット上の反響や世間への影響をもとに作表したものを報(bào)道。歌手で俳優(yōu)シャオ?ジャン（肖戦）の「227事件」や臺(tái)灣の歌手SHOW（ショウ?ルオ/羅志祥）の女性トラブルなどが挙がっている。

今年の上半期に蕓能界を揺るがせた事件として、最も大きいのはやはり新型コロナウイルスの感染拡大となった。本格的に影響が出始めたのは1月末のことで、春節(jié)（舊正月）公開(kāi)の映畫(huà)が一斉に上映中止になった直後、今度は映畫(huà)館が全面閉鎖に。各地の撮影基地も封鎖され、映畫(huà)やドラマの制作、蕓能人の活動(dòng)にも多大なる影響を及ぼした。

続いて注目を集めたのは、ドラマ「陳情令」で昨年大ブレークしたシャオ?ジャンの「227事件」または「AO3事件」と呼ばれるトラブルだった。これは、同人小説のプラットフォーム「AO3」の投稿小説の內(nèi)容をめぐり、シャオ?ジャンの熱狂的なファンが抗議したことがヒステリックな集団行動(dòng)へと発展し、中國(guó)政府のネット検閲システムまで動(dòng)かした。ファンの異常行動(dòng)がシャオ?ジャン自身への非難やボイコットにまでつながり、5カ月を経ても収束していない。

シャオ?ジャンの騒動(dòng)からネットユーザーの目を一気に奪ったのが、歌手SHOWのスキャンダルだった。4月、SHOWと長(zhǎng)年交際していた網(wǎng)紅（オンラインセレブリティ）の女性が、破局と同時(shí)に交際中の數(shù)々の女性問(wèn)題をさらけ出した。事務(wù)所の後輩タレントをはじめ數(shù)多くの女性と関係を持っていたと暴露したことが、重大なイメージダウンにつながった。

さらに5月から7月にかけて、男性歌手トン?チュオ（仝卓）の大學(xué)入試にまつわる発言と、それに続く動(dòng)きが注目の的に。過(guò)去に入試で失敗して志望大學(xué)に入れず、1年浪人したトン?チュオは、志望校が現(xiàn)役生しか受け入れないため“ある方法”を使って再び挑んだが不合格だったことを、ネットのライブ配信中に語(yǔ)ったのが発端だった。トン?チュオが卒業(yè)した中央戯劇學(xué)院では學(xué)籍と學(xué)位を抹消。また、トン?チュオの父親が山西省政府の幹部の1人だったため、“ある方法”のからくりについて、連日、報(bào)道が過(guò)熱した。（Mathilda）