2020年7月20日、韓國?國民日報は、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領が「われわれはコロナに勝ちつつある」と述べたことを伝え、「また気の早い発言か」と指摘した。

記事によると、文大統(tǒng)領はフェイスブックに「國內(nèi)初の新型コロナウイルス感染者が発生してから今日で6カ月。國內(nèi)の地域感染者數(shù)がついに4人に減った」とし、「國民を中心に、醫(yī)療陣、防疫當局、自治體の獻身的な努力があった。これまでのように政府を信じてもう少し頑張ろう。コロナとの戦いに必ずや勝利しよう」と書き込んだ。

韓國ではこの日、海外からの入國者の感染數(shù)が20人を超えたものの、國內(nèi)地域では約2カ月ぶりに1桁に減り、全體的な感染者の規(guī)模は小さくなっている狀況だという。ただし記事は「これまでのクラスターの火種は完全に消えていない」とし、「ソウル市內(nèi)のある事務所で発生したクラスターは、近隣の京畿道から済州島まで広まっており、専門家らはいつどこで再び感染者が発生してもおかしくないと分析している」と伝えている。

文大統(tǒng)領は過去にも、韓國內(nèi)の新型コロナウイルス感染をめぐり「狀況がよくなっている」「新規(guī)感染の可能性が低くなった」と発言したが、そのたびに感染者が増えるという「怪奇現(xiàn)象が起きた」と記事は指摘している。そのため「たとえ國民の不安を軽減し経済活力回復のための発言だとしても、政府レベルでの立場表明には慎重を期すべきではないかという指摘が出ている」と伝えている。

これを受け、韓國のネット上では「本當に防疫に成功した國は韓國だ」と安堵（あんど）の聲も見られるが、多くが「目と耳ふさいでるの？あちこちで感染出てるけど？」「勝ちつつある？まだ不安で外食もできない狀況なのに」「まるで大統(tǒng)領が頑張ったからみたいな言い方だけど、國民がここまで耐えてきた成果。最近は我慢も限界になって少しずつ感染が増えてる」「また災いが起こるから口にチャックして」「油斷しちゃ駄目」「しっかり監(jiān)視していくべき」など「油斷大敵」とくぎを刺すコメントとなっている。（翻訳?編集/松村）