2020年7月20日、韓國?KBSは、米國の対イラン経済制裁により韓國の都市銀行が凍結(jié)したイラン産原油の輸出代金について、イラン政府が償還を求め、國際訴訟の構(gòu)えも示していると伝えた。

記事によると、イラン外務(wù)省のアッバス?ムサビ報(bào)道官が現(xiàn)地メディアとのインタビューで、「ロウハニ大統(tǒng)領(lǐng)が法的手順を進(jìn)めるよう指示した」とし、「韓國を國際司法裁判所に提訴することもありえる」と警告した。近く駐イラン韓國大使を呼び、それでも問題が解決されなければ、債務(wù)履行訴訟を起こす考えだという。

イランが償還を求めている代金は2行で合計(jì)70億ドル（約7500億円）に上るという。韓國は2010年からイラン産の超軽質(zhì)原油などを輸入しており、その代金を2行の口座に入金してきた。イランはこれを資金に韓國の物を輸入していた。米國がイランとのドル取引を禁じたために採択した取引方法で、米國も當(dāng)時(shí)はこれを承認(rèn)していたという。しかし、昨年9月に米國がイラン制裁を強(qiáng)化したことで、2行の口座は凍結(jié)された。イランは韓國が「不法な制裁に従っている」「米韓関係は主従関係だ」と、強(qiáng)く非難しているという。

記事は、イランの圧力について「原油輸出の中斷に新型コロナウイルスの流行が重なり、経済狀況が極度に悪化した影響とみられる」と指摘している。韓國は5月から制裁に抵觸しない人道的取引の形で、凍結(jié)された口座の代金を利用しイランに醫(yī)薬品を送っているが、取引額は數(shù)十萬ドル規(guī)模に制限されているという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「品物を受け取っておいて支払いをしないなんてひどい。米國も認(rèn)めた取引なのに、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が一方的に支給停止にした。訴訟になれば100％こっちの負(fù)けだよ」「韓國はきちんとイランの口座に代金を入金しているが、米國の制裁で引き出せなくなっているだけ」「米國の制裁のせいなら、米國政府を訴えるべきだ。米國は怖いけど、韓國のことは侮ってるのか？」「文句があるなら米國に言いなよ。力のない韓國に何ができる？」「これは韓國政府がイランに要請(qǐng)したんじゃないか？米國のせいでこの狀態(tài)だから、訴訟にして代金を持っていけというふうに」など、さまざまなコメントが寄せられている。（翻訳?編集/麻江）