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21日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、連日の豪雨により警戒水位を超えた中國の三峽ダムの安全性について「原子爆弾が命中しても壊れない」という専門家の意見を伝えた。寫真は三峽ダム。
2020年7月21日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、連日の豪雨により警戒水位を超えた中國の三峽ダムの安全性について「原子爆弾が命中しても壊れない」という専門家の見解を伝えた。
記事は、中國國営の新華社が18日に、三峽ダムについて具體的な數(shù)値を示さず「主な指標(biāo)はすべて正常範(fàn)囲內(nèi)」であることを強調(diào)しながらも、ダムに「位置のズレ、漏出、変形など」が発生したことを認める報道を行ったと紹介した。
また、中國工程院の水資源専門家である王浩(ワン?ハオ)氏が「ダム本體に何ら問題はない。100年間は水を貯めるほど丈夫になる」とし、変形については「許容範(fàn)囲內(nèi)の弾性変形であり恐れるに足らない」との見解を示したこと、三峽集団のチーフエンジニア?張曙光(ジャン?シューグアン)氏も「重要なのは許容範(fàn)囲かどうかであり、弾性変形を心配する必要はない」と述べたことを伝えた。
さらに、三峽ダムの安全性について中國水利発電工程學(xué)會の張博庭(ジャン?ボーティン)副事務(wù)局長が「中國軍と工事関係當(dāng)局は1959~88年に三峽ダムが攻撃目標(biāo)とされた場合の問題を考慮し、最終的に『最も爆発に強く、壊滅しない』というコンクリート重力型ダムを建設(shè)することで決まった」と語るとともに、「仮に原子爆弾がダムに命中しても、大きな穴が一つ開いていくつかのゲートが閉まらなくなるだけで、ダム全體が壊滅することはあり得ない」と述べたことを挙げ、これを「驚きの発言」と伝えた。
一方で、中國國外で活動する水利専門家の王維洛(ワン?ウエイルオ)氏は「恐ろしいのは本體の変形よりも、漏出の問題だ」と指摘。「ダムの閘門周辺の漏出問題は非常に憂慮すべきものであり、ひとたび崩壊すれば上海までの長江中下流域が完全に破綻することになる」とし、住民に「前もって心構(gòu)えを持っておく必要がある」と呼び掛けている。(翻訳?編集/川尻)
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