2014年のサッカーワールドカップ（W杯）ブラジル大會で日本代表を率いたイタリアの名將アルベルト?ザッケローニ氏（67）が、「中國はサッカーの発展に適していない」と発言した。

ザッケローニ氏はけがや病気などの影響で20歳を前に選手を引退。その後、指導(dǎo)者として経験を積み、ユヴェントス、ACミラン、インテル、ASローマといったビッグクラブで監(jiān)督を務(wù)めた。10年からは日本代表監(jiān)督に就任し、14年のW杯に出場。16年から中國スーパーリーグの北京國安の監(jiān)督を務(wù)めたが、成績不振により半年足らずで解任された。

イタリアの地元紙チェゼーナ?トゥデイによると、ザッケローニ氏はこのほどチェゼーナで講演會を行った際、「中國はサッカーの発展に適さない。クラブではカリスマ性を持った特別な選手の発言権が強(qiáng)すぎる。すべてのクラブに資金が潤沢にあるため、移籍市場が活発になることはない。これでは成長することは困難だ」と述べたという。

これに対し、中國のネットユーザーからは、北京國安で結(jié)果を殘せなかったことに対する批判も一部にあるものの、「本當(dāng)のことだ」「間違ってないね」「全くその通りです」「核心を突く話だ」「中國人は団體スポーツに向いてない」「中國人はせいぜい、自宅のソファーでゆっくりサッカーを見ているくらいがいい」など、賛同する聲が多く寄せられている。

中國では海外リーグの試合がテレビで放映されファンの目が肥える一方、長年腐敗などが指摘されてきたこと、一向に強(qiáng)化が進(jìn)まないことなどから、自國のサッカー協(xié)會や代表チームへの風(fēng)當(dāng)たりは強(qiáng)い。（翻訳?編集/北田）