2014年1月23日、北朝鮮映畫界に初めて密著したドキュメンタリー映畫「シネマパラダイス★ピョンヤン」が日本で3月8日から全國順次公開されることが決まった。

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映畫が國家のプロパガンダに利用される北朝鮮。大の映畫好きだった金正日（キム?ジョンイル）総書記は、平壌に広大なオープンセットを備えた撮影所を建設(shè)。日本、中國、韓國などの古い街並みが再現(xiàn)され、今も年間100本のペースで作品が撮影されているという。

「シネマパラダイス★ピョンヤン」は、そんな北朝鮮映畫を生み出す映畫人に密著。エリートが集まる平壌演劇映畫大學(xué)の學(xué)生たち、巨大なスタジオで撮影に忙殺されるベテラン監(jiān)督など、北朝鮮映畫製作の裏側(cè)を映し出す。

メガホンを執(zhí)ったのは、シンガポールのジェイムス?ロン、リン?リー監(jiān)督。取材は2009年から長期滯在4回、約2年に及び、當(dāng)局による監(jiān)視や映像の検閲など、さまざまな障害を乗り越え完成させた。

日本公開決定を受け、両監(jiān)督は「撮影対象は『演じている』と多くの人が言うだろう。正しく振る舞うよう命じられていることは、想像するに難くない。しかし、辛抱強(qiáng)く様子をうかがいながら、彼らのむき出しの姿をとらえた瞬間はあると思う。何が真実で、本當(dāng)か。観客が判斷してほしい」とコメントを寄せた。（文/遠(yuǎn)海安）