「Go To トラベル」キャンペーンがいよいよというか、ついにスタートした。全國的というよりは巨大マーケット（受け入れも、送り出し側(cè)としても最大の地域は除外とはなったが）、まさに一斉に、家の中から外へと顧客が飛び出した。何しろ、そのキャッチフレーズもスゴイ！

一人1泊4萬円の灑落た宿に3泊もしたら（1人上限2萬円であるが）、宿泊部分のみでも一人當(dāng)たり6萬円も支援を受けて、「トク」をしたことになる。23日からの4連休をはさみ、10日間の休暇をとる家族は支払総額も大きくなるが、「戻ってくる」補(bǔ)助額が4人もいたらスゴイ額となる。これも稅金から補(bǔ)填ともなると庶民としては更なる不公平感を感じるものだ。

しかし、これからも様々な不公平感や、各地方のホテルや溫泉宿が企畫した內(nèi)容が、同じような客室を予約したにもかかわらず、旅行業(yè)者主催の宿泊Go Toキャンペーンの宿泊料金が半額以下だった！などという聲も寄せられそうで、SNSで內(nèi)容が暴露されたりする場面もおこりそうである。勿論、これも仕入れ數(shù)量の差異によるものでもあることから致し方ないのだが…幾分、後味も悪い場面が起こり得る。TV等でのワイドショーでもまた、誇大して報(bào)道されそうだ。

今回の「Go To トラベル」もなんと1兆円以上の政府支援となるが、この「企畫」のあり方からGo To企畫のキャンペーンの目的や仕組み?あり方等についてはこの「企畫」そのものが非常に複雑であり、実際に販売したり受け入れる側(cè)の宿泊機(jī)関や、送りだしたりする企畫を擔(dān)った旅行業(yè)者でも、除外項(xiàng)目の複雑さや補(bǔ)填金額等の説明そのものや、內(nèi)容と內(nèi)訳、該當(dāng)する期間等によりあまりに複座でもあるため、擔(dān)當(dāng)者でも説明できない「企畫」となっている。なんとしても＃Go Toトラブルだけは避けたいものだ。

今回、企畫をする全國展開の業(yè)者も、今回のキャンペーンで全國のホンの1％の取り扱いで100億円超えの業(yè)者が現(xiàn)れることも予想される。今回の新型肺炎の影響で、もっとも被害の大きな業(yè)界でもある観光?宿泊?運(yùn)輸?shù)趣螘?huì)社?業(yè)者こそが、何とか少しでも早く今回の施策により、経営を立て直してほしいものだ。それには、地元の実態(tài)と実情を最もよく把握している各地區(qū)の地方自治體とのきめ細(xì)かい連攜と、できることなら「地元中心」のGo Toキャンペーンであってほしいものだ。

■筆者プロフィール：秋澤　文芳

東京（豊洲）在住。日本旅行業(yè)協(xié)會(huì)を経て2010年より北京第二外國語學(xué)院大學(xué)旅游科學(xué)學(xué)院研究生として現(xiàn)在も在籍。東京都日中友好協(xié)會(huì)副理事長?経済ビジネス委員會(huì)委員長。日中観光文化研究所、観光文化ツーリズム等の代表として旅游?訪日インバウンドやコンサル業(yè)務(wù)に取組む。

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