名前とあべこべ？庶民に厳しい中國版新幹線

2007年4月の鉄道高速化計(jì)畫の目玉として登場した中國版新幹線「調(diào)和號」（中國語では「和階號」と表記）。運(yùn)行から一月、胡錦濤（フー?チンタオ）政権のキーワードとも言える「調(diào)和」という言葉とは裏腹の、大都市?金持ち優(yōu)遇の現(xiàn)実が見えてきた。

【その他の寫真】

「調(diào)和號」の導(dǎo)入により、郊外の都市から大都市に通う新幹線通勤が可能になったなどと、その意義が喧伝されている「調(diào)和號」。しかし切符代は以前と比べて遙かに高い。以前の2倍以上の値段になった區(qū)間も少なくないという。***

さらに「調(diào)和號」の円滑な運(yùn)行を保証するため、鈍行列車は通過待ちが激増した?！弗昆ぅ涓咚倩空{(diào)和號に乗れない者にとっては、ダイヤ低速化だ」とのぼやき聲も聞こえる。さらに大都市間の交通を重視したため、中間にある中小規(guī)模の駅では列車數(shù)が減少したり、極端な場合に廃止された駅まであるという。鉄道局は「バス交通との効率的な役割分擔(dān)によりカバー可能」と主張するが、駅が廃止された都市では、競爭が失われたため長距離バスの価格が高騰するケースが確認(rèn)されている。

メリットが大都市に住む金持ちに集中している「調(diào)和號」。世界最先端の鉄道技術(shù)を?qū)毪筏郡趣いΩ邠P(yáng)感が去った後、庶民に厳しい現(xiàn)実が見えてきたようだ。（翻訳/編集?KT）