中國の北東部にある吉林省四平市梨樹県は全國最大の自然食品（國家健康安全食品基準(zhǔn)の認証を得た食品）のトウモロコシの標(biāo)準(zhǔn)化生産基地です。習(xí)近平國家主席は22日ここを訪れ、食糧生産、栄養(yǎng)分が満ちた土地の保護と利用などの狀況を視察しました。新型コロナウイルス感染癥の発生以降、習(xí)主席は數(shù)回にわたって、「リスクと課題に直面すればするほど、農(nóng)業(yè)を安定化させ、食糧と重要な副食品の安全を確保しなければならない」と強調(diào)しています。

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　過去30年、不適時な保護、不合理な耕作によって、梨樹県の黒い土地（栄養(yǎng)分があるため、黒くなる）の厚さは40センチ近く少なくなりました。中國農(nóng)業(yè)大學(xué)の李保國教授と関連の科學(xué)研究部門は調(diào)査し、「梨樹モデル」を確立しました。トウモロコシのわらで土を覆う無耕作栽培という農(nóng)業(yè)技術(shù)を?qū)毪贰ⅳ蓼工蓼贡·胜朦\い土地に「布団」をかぶせることによって、黒い土地を回復(fù)させたのです。

　高緯度で、日照が強く、潤った気候に栄養(yǎng)分たっぷりの黒い土地を持っている梨樹県は獨特な地理的位置によって、「黃金のトウモロコシ産地」とも呼ばれています。2017年、梨樹県には6萬ヘクタールを上回る國家緑色食品原料（トウモロコシ）標(biāo)準(zhǔn)化生産基地が設(shè)置されました。219の村、8萬3981世帯の農(nóng)家が參與しています。この基地はわらのカバーの無耕作栽培技術(shù)を生かし、「生産基地＋合作社＋企業(yè)」の産業(yè)モデルで、今年の農(nóng)民の収入は2500萬元以上増加する見込みです。

農(nóng)民の蘆偉さんが経営する合作社は2011年11月に発足。経営面積は690ヘクタール。

　農(nóng)民の蘆偉さん（52）は自分の名前を冠した合作社を有しています。蘆さんは早くから、「ある程度の規(guī)模に達する経営は零細農(nóng)家の問題を解決できるほか、農(nóng)村部の労働力を効果的に利用できる」ということを認識しました。蘆さんの合作社は、最初は農(nóng)家6世帯しかありませんでしたが、今では176世帯に増えました。このほか、合作社は機械化を進め、大型の農(nóng)業(yè)機械54臺を持っています。習(xí)主席は農(nóng)業(yè)の機械化と規(guī)?；U営の狀況を重點的に調(diào)査し、「規(guī)模経営によって農(nóng)業(yè)の競爭力を高め、農(nóng)民の収入を増やす必要がある。農(nóng)業(yè)の機械化とスマート化を大きく促進していくべきだ」と強調(diào)しました。

　中國は14億以上の人口を抱える大國として、食糧問題は一つ一つの家庭の日常生活に関連するほか、國家の長期にわたる安定にもつながります。吉林省は中國の食糧生産の重點地域で、2013年から7年連続で年間食糧生産量350億キロ以上をキープし、國家の食糧安全維持に重要な役割を果たしています。（提供/CRI）