中國政府が「でたらめな抗日ドラマ」の放送禁止―中國メディア

Record China    2020年7月25日(土) 20時40分

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中國政府は抗日戦爭の歴史を歪曲したテレビドラマを改めて禁止した。これまでにも、史実をねじ曲げたドラマが橫行しているとの批判があった。寫真は批判記事が同種のドラマの一つとして「抗日奇?zhèn)b」を紹介したもの。

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中國では各メディアが23日ごろから次々に、抗日戦爭の歴史を歪曲したり過度に娯楽化したテレビドラマの放送が禁止されたと紹介する記事を発表した。中國ではこれまでにも、史実をねじ曲げたドラマが橫行しているとの批判があった。

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中國メディアが情報の「根拠」としたのは、國家?guī)诓ル娨暰t局が2020年7月16日付で発表した「抗戦75周年を記念するテレビドラマの放送手配を行うための通知」だ。「抗戦」とは一般に、1945年まで続いた日中戦爭を指す。日本では8月15日が「終戦の日」とみなされているが、中國では9月3日が「勝利記念日」とされ、各種の催しが開催される。

國家?guī)诓ル娨暰t局の通知は、「勝利記念日」などに放送する番組について、思想上の內(nèi)容や政治的意義、さらに、習(xí)近平政権が今年中に完了すると表明している「貧困の撲滅」を題材とする番組との連攜も考慮するよう求めるなど、多岐にわたった內(nèi)容だ。しかし中國メディアが22日ごろから盛んに発表した記事は、通達(dá)中のごく一部である「常識や社會通念に反する、歴史を勝手に解釈したドラマ化、抗戦を過度に娯楽化したテレビドラマ」の放送を禁じる部分に焦點を當(dāng)てた。

中國では、あまりにも荒唐無稽な「抗日ドラマ」があるとの根強い批判があった。いわゆる「八路軍」など、共産軍に屬する部隊の兵士などがあまりにも「超人的」な活躍をしたり、當(dāng)時の武器裝備の実情を無視しているなどの指摘だ。また、登場する中國人に「オレが日本軍を恨むのは、日本兵がオレの“祖父”を殺したからだ」というセリフがあったなどとして、個別の作品について「あまりにもでたらめ」との批判も発表された?!干駝 工胜嗓绕と猡胙预し饯瑤冥蓼盲郡郅嗓?。批判の聲が強かったからこそ、メディアも通達(dá)中の該當(dāng)部分に特に注目したと考えてよいだろう。

なお、國際社會では多くの國が、日本側(cè)代表が東京灣に停泊した米國の戦艦「ミズーリ」上で、連合國側(cè)に対する降伏文書に署名した9月2日(1945年)をもって、第二次世界大戦終結(jié)の記念日としている。ただし、舊ソ連は戦勝祝賀イベントを開催した翌9月3日を戦勝記念日とした。中國も舊ソ連が定めた戦勝記念日を踏襲したとされる。(如月隼人

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