來(lái)年夏に延期された東京オリンピック?パラリンピックの開(kāi)幕まで、あと1年に迫った。開(kāi)催が待ち遠(yuǎn)しいが、課題は山積しているようだ。世界で新型コロナウイルスの収束が見(jiàn)通せない中で、各國(guó)からのアスリートや観客らに安全で安心な環(huán)境を提供できるかどうかが、大會(huì)の成否のカギとなる。

最優(yōu)先すべきは新型コロナウイリスへの対策である。感染者は日本で東京大阪など都市圏を中心に増加、海外では米國(guó)やブラジルをはじめ途上國(guó)でも拡大している。

経済への打撃も深刻さを増し、國(guó)內(nèi)の各種の世論調(diào)査で東京五輪について「再延期」あるいは「中止」が望ましいと答えた人の合計(jì)が過(guò)半數(shù)に達(dá)した。コロナ危機(jī)で、國(guó)民の多くが1年後の開(kāi)催を危ぶみ、懸念を深めている実態(tài)が浮き彫りになったのは衝撃的である。

大會(huì)組織委、東京都、國(guó)は會(huì)場(chǎng)などでの感染対策について、専門(mén)家を交えた話し合いを9月にも本格化させる方針というが、遅すぎると思う。開(kāi)會(huì)式や競(jìng)技會(huì)場(chǎng)でのソーシャルディスタンス（社會(huì)的距離）のとり方や、海外から訪れる選手や大會(huì)関係者、観客らへの検疫體制に関しても年末をメドに方向性を示すという。不安を払拭するために、早急の方向付けが必要だ。

大會(huì)の簡(jiǎn)素化?スリム化の具體策も急がねばならない。開(kāi)會(huì)式や聖火リレーなど競(jìng)技以外のイベントが中心となるが、參加者の絞り込みや規(guī)模の縮小などは、費(fèi)用節(jié)減と同時(shí)に感染癥への対策にもつながる。

具體的なスリム化の內(nèi)容を早急に詰めるとともに、國(guó)內(nèi)外の選手や、キャンプ地の住民らの安全に配慮した計(jì)畫(huà)を策定することが肝要だ。政府は、防疫や醫(yī)療の態(tài)勢(shì)を整えなければならない。海外からの選手団は、役員らを含め1萬(wàn)5000人に上る。コロナが引き続き蔓延まんえんしている國(guó)の選手らをどのように受け入れるかなど、難しい問(wèn)題がある。海外の選手については、入國(guó)時(shí)はもちろん、定期的なPCR検査の実施が欠かせない。

一方、新型コロナをめぐっては今後、感染の大きな波が襲うことも予想されている?！钢兄埂工趣いε袛啶颏护钉毪虻盲胜?chǎng)合、影響の広がりについても検討を進(jìn)める必要があろう。

企業(yè)にとってこれまで、夏冬の五輪は、2年に1度訪れる「商機(jī)」でもあった。テレビなどの家電をはじめ新製品や新技術(shù)のお披露目、販売促進(jìn)の場(chǎng)として活用していた。「中止」や「延期」でも発売や開(kāi)発をストップさせずに、希望を持ち続けてほしい。

東京五輪が開(kāi)催されれば、経済浮揚(yáng)効果が得られるものの、感染リスクの懸念が殘る。一方、中止になれば感染封じ込めに期待が持てるが、経済へのダメージは甚大になる。いずれにしても瀬戸際の判斷になりそうだ。

＜直言篇125＞

■筆者プロフィール：立石信雄

1959年立石電機(jī)販売に入社。1965年立石電機(jī)（現(xiàn)オムロン株式會(huì)社）取締役。1995年代表取締役會(huì)長(zhǎng)。2003年相談役。 日本経団連?國(guó)際労働委員長(zhǎng)、海外事業(yè)活動(dòng)関連協(xié)議會(huì)(CBCC)會(huì)長(zhǎng)など歴任?！弗蕙庭弗幞螗趣?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ノーベル賞'>ノーベル賞」といわれるSAM（Society for Advancement of Management）『The Taylor Key Award』受賞。同志社大名譽(yù)文化博士。中國(guó)?北京大、南開(kāi)大、上海交通大、復(fù)旦大などの顧問(wèn)教授や顧問(wèn)を務(wù)めている。SAM（日本経営近代化協(xié)會(huì)）名譽(yù)會(huì)長(zhǎng)。エッセイスト。