TBS日曜劇場(chǎng)のドラマ「半沢直樹(shù)」で、第1話(huà)に登場(chǎng)した中華民國(guó)國(guó)旗を含む各國(guó)の國(guó)旗が、後日放送されたプレイバック版や第2話(huà)では姿を消しており、「中國(guó)の視聴者への配慮ではないか」と臺(tái)灣メディアが報(bào)じている。

中華圏でも大きな話(huà)題を呼んだ前作から7年を経て、ドラマ「半沢直樹(shù)」続編が今月19日から放送をスタートした。第1話(huà)では、主人公?半沢直樹(shù)が勤務(wù)する銀行のオフィス內(nèi)に、世界23カ國(guó)?地域の株価を示す電光掲示板が登場(chǎng)し、それぞれの國(guó)旗が示されていた。しかし、26日に放送された第1話(huà)のプレイバック版や第2話(huà)ではこの表示が消滅。なお、電光掲示板の中には臺(tái)灣と中華民國(guó)國(guó)旗?青天白日旗も表示されていた。

第1話(huà)の放送直後から臺(tái)灣のネット上では、この電光掲示板が話(huà)題になり、「中國(guó)で騒ぎになるのでは」と予想するコメントが相次いだ。この予想通り、放送後には中國(guó)のネット上で「一つの中國(guó)」を主張する人から「中國(guó)は少しも欠けてはならない」のスローガンと共に不満を示す聲が上がり、「半沢直樹(shù)」を配信する動(dòng)畫(huà)サービス「人人視頻」ではこのほど、前作および続編の配信を急きょ中止に。ドラマを楽しみにしていた中國(guó)の視聴者の間で悲しみの聲が広がっている。

トラブルの火種を回避するためと思われる國(guó)旗消滅について臺(tái)灣のネットユーザーからは、「一度は放送してしまったものを、続話(huà)で慌てて消しても意味がない」「TBSはガッツが足りない」「制作したテレビ局自身が、半沢直樹(shù)の不屈の精神を持っていないのは問(wèn)題だ」などと、局側(cè)の措置に対して不満を示す聲が多く上がっている。（Mathilda）