韓國はトランプ政権の「反中國」呼び掛けに抵抗する決意―米メディア

Record China    2020年7月30日(木) 19時0分

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中國共産黨系の環(huán)球時報によると、米外交専門誌ナショナル?インタレストは27日付の記事で、「韓國はトランプ米政権の『反中國』の呼び掛けに抵抗する決意だ」と報じている。寫真は韓國大統(tǒng)領(lǐng)府。

中國共産黨系の環(huán)球時報によると、米外交専門誌ナショナル?インタレストは27日付の記事で、「韓國はトランプ米政権の『反中國』の呼び掛けに抵抗する決意だ」と報じている。以下はその概要。

冷戦終結(jié)後に外交関係を樹立した韓國と中國は、2016年に韓國が米國の高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)を受け入れたことによる危機(jī)が発生するまで、著実に絆を深めてきた。

だがたとえそうであっても、韓國は、トランプ米政権からの大統(tǒng)領(lǐng)選を念頭に置いた中國および中國共産黨に対する反対キャンペーンの求めに抵抗する決意だ。韓國は中國の敵になることに無関心だ。

韓國は、トランプ政権から中國政府に反対するキャンペーンに參加するよう強(qiáng)い圧力を受けているが、文在寅(ムン?ジェイン)政権はこれまでのところそれに抵抗し、中國通信機(jī)器大手の華為技術(shù)(ファーウェイ)や他の中國企業(yè)への半導(dǎo)體販売禁止に反対し、中國の香港政策に対する非難を拒んでいる。

米國政府からの反応は標(biāo)準(zhǔn)的なトランプ式で、すなわちイランに対する「最大限の圧力」に歐州諸國を引き入れる試みに失敗した時と同様に、要求を繰り返し、要求を重くするというものだ。韓國の外交官は、そうしたアプローチが韓國の利益を脅かすものであることを米國政府が認(rèn)めないことに不満を表明している。當(dāng)然のことながら、米國政府は常に北朝鮮との議題を管理し、韓國が無意識のうちに米國の指示に従うことを期待している。

韓國が獨(dú)自の政策を打ち出そうとしていることは、中國に対抗することが最高かつ唯一の賢明な政策であると考えるタカ派のアナリストに衝撃を與えている。

韓國が米中間で選択を迫られたのは今回が初めてではないが、韓國の優(yōu)先事項は中國を恒久的な敵対國にしないことだ。中國は常に隣國である。韓國が中國を攻撃する敵対勢力を支援した場合の中國の反応を想像してみてほしい。

韓國が米國と共に中國に対抗するという米國政府の傲慢(ごうまん)な仮設(shè)は、米國が朝鮮半島に軍隊を維持しなければならないという長年の議論を反映しているが、まだそのような仮設(shè)を支持する韓國の當(dāng)局者に會ったことはない。

韓國は、中國に対抗する友好國を徴集しようとする米國の試みを拒否する唯一の國ではない。特にポンペオ米國務(wù)長官が先週行ったような中國攻撃によるメリットは、中國政府を怒らせること以外には何もない。だがそれは恐らく、中國に有益な政治的対応をとらせることを望んでいる國務(wù)長官の目標(biāo)なのだろう。

米國の當(dāng)局者が認(rèn)識しなければならないのは、地球上のすべてが米國に関係しているわけではなく、すべての國が自分たちがどのように行動すべきかについて米國が決定するのを待っているわけでもないということだ。韓國はその典型的な例だ。韓國政府は、激しさを増す米中対立の中で自らの安全保障を犠牲にすることを望んでいない。米國政府は、韓國に支援を求めると同時に、韓國が暴れ回る2頭のゾウの間に挾まれることのないよう努める必要がある。それは、米國が70年以上も緊密な民主主義の同盟國と友人のためにできることだ。(翻訳?編集/柳川)

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